ばりうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ばりう

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長い長い殺人(2007年製作の映画)

2.7

事件の割に捜査陣の少なさと警察が無能過ぎな件は置いといて、最後がちょっと消化不良でした。結果的にはピエロにされた元親友の展開は少し期待した。サイフの視点からというのは斬新だった。

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

3.6

戦争が終わらない理由を効果的に印象づけた作品だった。

主人公のセリフが極端に少なく無機質な映像で淡々と荒野に佇む姿が残酷な哀愁

戦場に比べれば🏡🚗💨帰りの高速の方が危険だというセリフがよく表現され
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.8

2017.2.23
マッドマックスのような妙な妖艶な映像美。フルCGもグロさを煽っている部分もあり、かなり惹き込まれる作品と出会った。作品性も最後なるほどなぁと唸った!! 高評価でぜひ人に勧めた
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

久々に改めて見たら、全然以前見た感じと印象が違い、20年前の映画として時代考証してみるに随分と先進的な作品だったのだなぁと今になって感じる。911以前ってのも微妙なタイミングだったんだなぁと。

監視者たち(2013年製作の映画)

2.7

ハヤブサが韓国版大杉漣まんまだった。
内容は通常営業のリアルハードコアコリアンムービーかと思ったら、わりかし軽めのポップな感じだった。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.2

ベア・スターンズ、フレディマック、ファニーメイ、リーマン・ブラザーズ、破綻の後、「核のボタンに匹敵する」と言われているのがCDSである。

世界的投資家ウォーレン・バフェットは、CDSの事を「時限爆弾
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

2.8

豪華キャストで2作も引っ張った割には、前半で期待値あげといて、後半の薄味感がなんともなぁ(*´﹃`*)

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.9

密室空間と情報が遮断された状況下での集団パニック系で、だんだんとそれぞれの人達が疑心暗鬼になっていく様が映画ミストっぽくて結構引き込まれる。犯人も仕掛けもミスリードを促すように練り込まれてて、見応えあ>>続きを読む

すっぱいブドウ(2016年製作の映画)

4.0

ワイン投資の世界の話。チューリップバブルのブルジョワ社会を想起しながら観ていたけど、もうちょっとスケールが違う世界の人達がいっぱい出てきて、一般大衆にはほとんど共感されない内容でとても興味深かった。>>続きを読む

スペシャル・フォース(2011年製作の映画)

3.1

特殊部隊系のアクションなのかなぁと思ったら、サバイバル西遊記だった。

映画『ウェイバック -脱出6500km-』と後半はシンクロしてた。

フランス映画だからか多少の不条理感もあったり、ド派手なアク
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ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~(2013年製作の映画)

3.0

マスターは難しい人だというディレクターのツブヤキの部分が印象的だった。

🐈猫の絵の額縁良かったんだけど、磨いたあとの映像にゴキブリ歩いてて笑ったけど。

仕事一筋でビジネスに走らず、面倒見のいい昔気
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.2

ホームセンターのレオンって感じで終始無双状態だった。淡々と冷徹に仕事していくスタイルで、敵には血も涙もない残酷さで勧善懲悪好きにはたまらない仕上がり。

シンプルなストーリーだけど、前半からかなり飛ば
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.0

量産型ゾンビムービーの1つかな。これ系の感染からパンデミックに至るスピードが尋常じゃないのはいつも通り。

冒頭シーンで、希望の星と謳われる若手の細菌学者があっけなすぎてʬʬʬʬʬʬ軍用機の中で名言じ
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ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂(2013年製作の映画)

3.2

別の惑星のような光景が延々と、今でこそエベレスト登頂の道が確立されて入るものの、0からの1ほど重く勇気あるものもないなと改めて

📷✨実際の写真や映像が残ってることがこんなにも貴重かと感じさせてくれる
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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

2.8

内容薄めかな、というよりこの事件に対して予備知識が多過ぎて、どうしても時間量的に説明し尽くせない問題はあるのかなぁ。

オズワルド犯人ベースで進んで行く感じも微妙だし、ザプルーダーフィルムの疑惑とか含
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預言者(2009年製作の映画)

3.6

何年か前の映画だけど、近年の移民問題、テロ後の今のフランス情勢をまるで予言してるかのような、

タイトルはあくまで「預言」者というように後半から一気に民族宗教の描写が露骨になっての、あのオチ(・д・。
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.2

ゴジラの目が完全にイッちゃってて無邪気に暴れる姿が可愛かったʕ·͡ˑ·ཻʔ謎の閃光ビームが綺麗だった。(」 ・ω・)」三=一☆

石原さとみのルー大柴感でセリフに別の歯応えが出てきて、途中から食べにく
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.8

どのサイトのレビューもそれなりに高評価なので、以前から気になっていたので、個人的検証の意味で拝見。

なるほど、低レビューにするには勇気がいる作品というジャンルなのかも、実話からの社会派ドキュメンタリ
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フューリー(2014年製作の映画)

3.2

戦争について考える時、むやみに平和を叫ぶより、当事者の視点で感じるのにこういうのはいいのかもなぁ(・д・。)

良い悪いとかメタな視点って、その時代空間を支配している空気で、じゃあ、お前言えんのかよっ
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オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

3.9

絶望につぐ絶望、でもどこか小さな可能性を見出して、ただギリギリまで生きる。

セリフは驚くほどなかったけど、そもそも人間が1人しかでてこない。

アウトドア系の自然映画は観ていて飽きないけど、陸上遭難
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後妻業の女(2016年製作の映画)

4.1

クズばっかりが集まって、クソババアとインチキ成金の掛け合いもあれはあれで愛嬌で、ジジイを手玉にとりつつ、ゆすりゆすられ、どいつもこいつも現金な輩の登場人物達が小気味よく痛快だった。

タケシのような直
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

3.1

自警団の取り込まれ方が予想外で最後の展開に闇の深さを垣間見た。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

コレ系の韓国映画の思いっきりのよさは群を抜いてて、描写がダイレクトで、いつも通り、生首で始まり生首でオワタ。

見事に誰も救われない重たい絶望感が闇深しで、そういうニヒリズムな悲劇というジャンルとして
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プリズン211(2009年製作の映画)

3.2

状況が状況だけにもっと緊迫感ある演出で恐怖を煽って欲しかった。ヒゲの人がもっとコワモテでも良かったかなぁと、後半優しい表情に見えてきたくらいから、あぁなるほど、そういう戦友的な情に発展していくオチだと>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

知りたい、知りたい、

でも裏側を知ることの代償
いわゆる「見るなのタブー」

ギミックを準備片付けする盲目の老人達のメタファーに気づいた時に、震えが止まらなかった。

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.0

最近、コメディにはまり始めた中で若干変化球気味であるはけど結構ツボだった。 ニュージランド産らしいけど特に違和感もなく、思っていたよりもチープすぎずそれなりに雑な部分もあるとはいえあまり気にならず、ホ>>続きを読む

ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら(2016年製作の映画)

3.1

下ネタ満載だけど、最終的には爽やかに仕上がってて、まあまあ観れた。

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.7

シリコンバレーの成長と、取締役会や企業間の確執、それにジョブズを取り巻く人事の葛藤だったり、経営者と技術者の哲学の違いが鮮明に描かれていて、自分の中では興味深いシーンがいくつかあった。でも、人にすすめ>>続きを読む

Valley Uprising(原題)(2014年製作の映画)

4.0

ヨセミテの大自然と時代が経つにつれ、人間社会が成熟していく段階で、自然との関わり方捉え方が変化していく成り行きが映像表現も綺麗でうまくまとまっていて、清涼な空気が漂っていそうな空間も観ていて気持ちよか>>続きを読む

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.8

想像と違ったけど、安定の三谷映画だった。観る前に佐藤浩市のナイフ舐めシーンだけ何か別のどこかで見て印象に残っていたが、鑑賞前はそのシーンがシリアスでバイオレンスなものかと勝手に先入観を持っていたが、実>>続きを読む

日輪の遺産(2010年製作の映画)

2.8

読書で味わうには夏休みのお盆あたりに日本人の歴史観には染みそうだなぁとか思いながら、、、

なぜか邦画の映像表現は独特の演出のわざとらしさがあって、あまり好きくないのが正直なとこ。この手の内容は意見し
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.1

荒唐無稽で、映画だからできて、現実ではできないようなマジックの数々には、若干の冷や汗を感じたが、映画全体が最早そのスタンスで動いているので、突っ込んだら野暮レベルにまで達している。

オチ的には、そっ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.7

予習とかしないで、いきなり観た方がいいのかなあとか、、予告にしろレビューにしろ、説明過剰で実際の作品がそれをビヨンドできない消化不良への懸念として、

観光地のパンフレットのような女子の盛り盛り自撮り
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

2.6

湊かなえ感がプンプンしてて、女の花園の心理描写の面倒くささと、ネットの界隈の糞ヤジ便乗に振り回されるテキトーな世間のノリが、とても衆愚的で軽快だった。

ただ主役が内向的なパーソナリティのキャラの割に
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

2.6

理想と現実、光と影の部分の生死を交えた人生ドラマを淡々と頑固オヤジの背中で哀愁漂わせて描くやり方がスタイルなようで、似たテイストで言えばグラントリノの方が個人的には結末のショッキングさで染み入るものが>>続きを読む

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

4.1

なんとなく観てみた。が結果セレンディピティ(´・∀・`)少し前の作品かと思い期待はせずだったものの全然違和感なく、いやそれ以上に隠れた傑作なんじゃと

見応えが後半にかけて引き込まれていく仕様、ブレー
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