半月板損傷さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

半月板損傷

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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.9

個人的に2018年の、いやここ5年のベスト3に入った作品。

明確な正義と悪、明瞭なメッセージや結論の提示を求める向きにはピンとこない作品だと思う。

人生何でも白黒割り切れるわけじゃない。
結論が出
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.4

狂気に満ちた胸糞悪いミステリー最高!と思いきや...
何か真に迫る感じで男女とは?結婚とは?と問うてくる。

しかも突きつけられるのは、見も蓋もない隔絶感。

このわかったようで腑に落ちない感じは何な
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

テレビのMr.ビーンは観たことあったけど映画ジョニー・イングリッシュシリーズは今回初めて観ました。
基本的には想像通り喋るMr.ビーンでした。

テンポがいいです。特に前半のスピード感。
ちょいちょい
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

3.0

ゴジラもギドラも出番は少なく、その戦闘シーンも短くて地味なもの。
種族と宗教をめぐる会話ドラマが殆どを占めている。
「怪獣」「ゴジラ」に思い入れがあり、アニメならではのド派手な怪獣バトルを期待した向き
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

4.8

映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(以下BVSC)」の続編として、前作公開後に亡くなったメンバーについて触れてたりもするんだけども、BVSCの面々のパーソナリティにフォーカスしていた前作に対し、今>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

このB級感、控え目に言って最高です。
まぁ点数も控え目にしておりますが...。
自由過ぎるトンデモ設定に、とってつけたような恋愛要素。
割と各キャラ濃い目なのに、扱いはめっちゃ雑(あるいは放置)。
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.0

前作を見逃したので基本的な所でちょっとわかんない部分があったけど、マイケルペーニャのあの感じで充分元は取れた。あれはずるい。笑

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

2.9

「お姉さん」の感じがややあざといなぁと鼻につくのだが、最終的にはあぁそういうことならしょうがないか、という感じ。
なんだかんだで刺さるのもはありましたね。
映像的にも綺麗で良かった。

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

もはや安定のクオリティ。
あとはコッチが小ネタをどれだけ拾えるか笑

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

本国で散々たる興収だとか色々言われておりますが、普通にちゃんと(?)面白かった。
むしろ近年の奇をてらい過ぎて困惑の多い新作SW本編群のなかにあって、このストレートで爽快な王道冒険活劇なテイストは何だ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

実話モノって淡々としてたり冗長だったりすることが多いし、これも結構重くなりがちなテーマだったはず。
ところが、ポップでファンクでロケンロールなサントラと軽妙なストーリーテリングで悲壮感を笑い飛ばし、一
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

クズだなーって苦笑したりバカなのかよってイライラしたり胸を締め付けられたりと、うまい具合にストレスコントロールされたなという感想。

劣悪な環境のすえた臭いまで漂ってきそうな映像。 
そしてどこにもす
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.0

前作ではゴジラVS人間だったが、「基本的に怪獣バトルを期待すべき映画ではない」という宣言を、本作で明確にされた感じ。
んでそれを受け入れたうえで観ると、なかなかどうしてコレはコレで悪くない。メカゴジラ
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心と体と(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

地味なタイトルやポスターでだいぶ損してる感じだが、強烈に素晴らしい一本だった。

コミュ障女子のほぼ無表情に近いアルカイックスマイルと薄いリアクション、そして抑揚のない口調...しかし行動は健気でいじ
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

先日鑑賞し強烈なインパクトだった「聖なる鹿殺し」に続き、またまたコリン・ファレルとニコール・キッドマン。

女の園に混入した異物=敵側の負傷兵(コリン・ファレル伍長)。
異物がじわじわと侵食していって
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとも言えないダサいようなカッコいいような80'sっぽさを狙って引き出している感じ。

話としてはアンデルセンの人魚姫の新解釈版のような感じで、ディズニー版の無理矢理ハッピーエンドが逆にモヤモヤしち
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王妃の館(2015年製作の映画)

2.0

映画化不可能と言われた傑作小説を映画化!みたいな映画って大抵イマイチな気がする。
それは映画化不可能と言われるのにはそれなりの理由があるんですよやっぱり。

まぁこの作品の原作は読んでないんでわかんな
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

淡々と投げつけられて、そのまま判断委ねられちゃった感じ。
エンドロールは、スクリーンがこっち睨み付けながら「(お前はどうみたんだ?)」と無言で問い続けてくるような時間だった。
しかしジャージー・ボーイ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

時間とか重力とか難しくてわけわかんない所もあるんだけど、それゆえ先が読めず緊張しっぱなしでケツ汗かいた。
ただ、パンフにTARSの写真が皆無なのはハゲしく納得いかない!TARSいいよTARS

ズートピア(2016年製作の映画)

1.5

全編通して農業従事者disがハンパないな!
顔も知らない人達の食を支えるのは立派な仕事!

絵もかわいいし、単に上昇思考の強い女性(ウサギ)のサクセスストーリーとしてなら普通に面白いかも知れない。
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

事実に基づいてるということで割と淡々と無慈悲にコロコロ死ぬ。
救いがない。
そしてあとはこっちに委ねてくる感じ。
アメリカンスナイパーを観終わった時と似た疲れがドッと押し寄せた。
この臨場感はIMAX
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