いやー、これ超楽しかったです。「真実」という餌を撒きつつ、観客を吸い寄せて釣り上げる、化かしあいみたいな間の取り方、上手いですね。なんか、「映画」というプラットフォームの上で、テレビのドキュメンタリー>>続きを読む
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“最高”のベーシスト、ジャコ・パストリアスの生涯を、家族や生前共に活動したミュージシャンたち、また直接関わりはなくても彼をリスペクトする多くのミュージシャンたちのインタビューも交えて振り返る映画です。>>続きを読む
清く正しくロードムーヴィー。全体からすると短い時間しか出てないナスターシャ・キンスキーの全部持っていっちゃってる感がすごい。そして後ろ姿がとってもセクシー。
テンポよく手堅い出来だけど、どちらかと言えば同時に観た「ジャージー・ボーイズ」の方が楽しめた。まあ、自分はニューヨーカーでもアメリカ人でもないしね。思い入れの差ですかね。
なんかこういう「艦長/機長>>続きを読む
結成・成長・成功・分裂と音楽グループモノ王道と言っていい展開だけど、テンポが良いのでダレずに最後まで観れる。
個人的には、50年代以前の「トラディショナル」な音楽から、ストーリーが進むにつれて慣れ親>>続きを読む
うーん、長い。途中かなりダレたけど最後は楽しめたかな。他国の歴史物って作品に入りにくい場合があるけど、これがまさにそのパターン。当時の州毎の状況とか、移民のルーツによる宗教感の違いとかを、町山さん辺り>>続きを読む
「鉄男」と同時上映だったので。
若々しいたけしも、80年代なリーゼントも、昭和な東京も、何もかもが懐かしい
モデル役の女優さん達もそれぞれの美しさがありましたが、誰よりもエゴン・シーレ本人役が一番美しく、かつ儚く、死が必然的に感じられました。
アトリエで描いている最中、鏡に写るモデルとエゴンを眺めるのが、>>続きを読む
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某多国籍食品企業を告発した実在のパキスタン人をモデルにしたお話。
この企業は日本ではインスタント珈琲で有名ですが、ここでは特に発展途上国における粉ミルクの販売に際し、違法な行為や倫理に欠ける姿勢が批>>続きを読む
原作、アニメ一切情報なしで観たけど十分楽しめました。
普段こういった王道アニメファン向け作品を観てないから、新鮮だったのかな。小難しい理論を振り回したりしないので、肩の力を抜いて観れました。知らない>>続きを読む
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特撮系は映画もテレビも全くもって観ないし、予告編を見てピンと来なかったのでこれまでスルーしてたのですが、周りの評判があまりにも高いのでイヤイヤながら(?)劇場に。
普通このパターンはハードル>>続きを読む
まず、あらためて矢野顕子のズバ抜けた技量に驚きます。両手と歌それぞれ別のタイミングでシンコペさせながら、声のニュアンスを変えられるとか人間離れしてますね。
ただ同時に、そんな彼女にとってもアルバム>>続きを読む
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スウェーデン映画。妻を亡くした気難しい老人。その隣に騒がしい移民(イラン系?)の家族が越して来て~という話。
日本だったら映画というよりドラマ化って感じの内容ですかね。欧州でもこういう辺境の国だと>>続きを読む
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いやー、面白かった。
このトランボさん、脚本家として「スパルタカス」だの「ローマの休日」だの、すごい経歴を持っているので、もっと手堅い物語にまとめることもできたと思います。けど、本人のエゴとか矛盾も>>続きを読む
名画座の特集で観ました。
始まってすぐ、登場人物が全員英語喋ってるのがめっちゃ違和感。これまで自分がこの作品を何度か観ていて大好きな作品だと思ってたんですが、よく考えたらだいぶ昔にテレビの吹き替え>>続きを読む
ストーリーがシンプルなせいか、ハードな内容の割に後味は悪くないです。が、メインのネタの「虐殺文法」ついて、言語学とかJ・G・バラード作品とかいろいろ言及されてますが、衒学的に専門用語をちりばめるのカッ>>続きを読む
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なかなか良かったです。
オダギリジョーさんのダメカッコよさは比類ないですね。
函館行ったことないけど、坂道があって海があって、良いところですね。行ってみたくなりました。
あえて言えば、最後は打>>続きを読む
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心に沁む一本でした。
本木雅弘さんの演技は全般素晴らしかったと思います。奥さんが生きてる時も亡くなった後も、随所に光る憎たらしい態度。演技と分かってても腹が立って来ました(笑)その一方で見せる子供と>>続きを読む
良かったです。「人を信じること」をテーマにした群像劇ですね。人によって後味もかなり違うのではないでしょうか。
全体的に重たくて残酷なシーンもあるので誰にでもという作品ではないです。が、いずれも必然性>>続きを読む
予想していたよりも凄く良かったです。原作のコミック(?)は読んでなかったけど、その分内容を素直に受け取れたのかもしれません。
子供~高校生のキャラに不似合いな難しいセリフを言わせず、それでも誰に>>続きを読む
つい最近名画座で観た71年の邦画とはあらゆる意味で違う作品。クリスチャンが撮るとやっぱこうなるのかなーという感じ。こちらの方が良い映画だとは思いますね。 三時間ぐらいあるけど全くダレずに楽しめました。>>続きを読む
元CIAのスノーデン氏が、2013年に米政府の機密を暴露した事件を元にしたスリラー映画。
いやー面白かった。今年入ってから観た40本ぐらいの中でも「トランボ」と並んでトップですね。
作品中主>>続きを読む
残念ながら”音楽をテーマにした映画”としては、事前の評判ほどは楽しめませんでした。
冒頭、高速道路でのミュージカルシーンの長いカットでは、一気に惹き込まれました。しかし、観終わった後の感想は「ピンと>>続きを読む