よあけさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

よあけ

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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.8

ロバという日本にはなじみのない動物が主人公になってますが、興味本位で劇場に。動物が主人公とはいえその後ろには人間があり、この動物がどのようなかかわりを持って意味づけられているのかがわかりました。けっこ>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.7

ずっと何を言ってるんだろう?という感じ。映画の裏に隠されたメッセージはよく読み取れなかったんだけど、知識のあるひとでないと作れないだろうなという演出が好きでした。ハッピーエンドの様な明るいエンディング>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.8

ひとことで言えばカオスすぎて置いてけぼりになったなあ…でしょうか(笑)
この映画の公開前に別の映画の予告で見かけて、あんまりA24らしくもなくそこまで面白くもなさそうだなと思ってたので見る予定なかった
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

Winny開発者が無罪を勝ち取るまでの物語。

本筋と関係ない話もあってちょっと間延びした感あるのが残念かなぁ
ナイフ作った人が逮捕されるのはおかしいよねっていう例えが納得。
最後の本人映像が一気に説
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.5

トム・ハンクス演じる気難しいおじさんが、近くに引っ越してきた温かい家族のおかげで人生をいい方向に変化させていくという物語。
あんまり心に響くような話ではなかったけど、常に眉間に皺を寄せてるような気難し
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

見る予定はなかったけど、日本アカデミー賞アニメ作品部門受賞ということでわくわくして見にいきました。

ただすいません。こんなこと書くのは水差すようで忍びないですが。
個人的には正直そこまでウオォォーー
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

アメリカのとある町で、黒い風船の車に子供がつぎつぎと連れ去られていくという事件が発生。そしてついにある日、主人公もその車から降りてきた男に連れ去られてしまう。気が付くと彼は地下室にいて、部屋には断線さ>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.3

無理やりジャンル分けするなら、タイムループ系ラブコメ映画ということになるんだろうか?
まったく同じ日が繰り返されノイローゼ気味になりながらも、それをうまく利用してときには楽しみながら、元の世界に戻る解
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

お金は返せばいいってもんじゃない

東京のとある銀行のなかに渦巻く不正を社員らみずからで暴いていく話
これこうなるんじゃね?と予想できるところはありますが、やっぱりこの人の作品ならではの緊張感ありつつ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.4

戦場が過酷すぎる…映画ということを忘れて見入ってしまった。なんと平和な時代に生まれたことか。
ノルマンディ上陸作戦の冒頭と、最後の街での戦いがえぐかった。ほんとに人殺されてない?大丈夫?
オフモードの
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

そこまで意外性はなかったが、テーマがテーマなので終始ハラハラさせられてその意味ではよかった。刑事たちも結束固く事件を解決!という感じではなくむしろ現実味を帯びたちょっとドロドロした関係(?)なのもよか>>続きを読む

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

3.2

彼女に振られた主人公が部屋に住み着いた幽霊とあんなことやこんなことを楽しむ恋愛映画です。
特にそそられることはなく意外な展開もありません。ただほっこりするだけです。不動産屋さんの電話が毎回ちょっとおも
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

失業した陽気なオッサン2人がGoogleのインターンシップでがんばる話。
山あり谷ありですが、多少浮いていても知識がなくても、結局人間性があれば最後は成功するんですよね。この2人みたいな口がうまくて人
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

気持ちわりぃ映画、、
ミッドサマーのインパクトは超えてこなかったけど、あれに匹敵するぐらい胸糞な映画でした。とくに終盤がえぐかった。どう思いながら制作陣はこれを作ってたのか、、
主人公女性の男性に対す
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

以前劇場で見たときはなぜだかあまり印象が残らなかったのですが、ふともう一度見返してみると非常に強烈な映画ですねこれ。成長したのかな自分(笑)

語弊はありますが端的に言うなら映画に出てくるものすべてが
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

孤島のレストランに招かれた富裕層たちが、シェフの独創的な「料理」の数々を味わっていく。
一部を切り取ったらなんだかボイリングポイントを見ているようで。ただ、一つだけ言えるのは大多数の料理は、見ているこ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.2

AIが人間と同じような見ため、高度の頭脳を持ち始めたら、そういうこともあるかなっていう話。AIの仮面を女性として作った時点でいくつかの展開はなんとなく予想はできた。そんで必ず人間になつくわけでもなく、>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

前から気になっていて、映画好きの界隈でそこそこ盛り上がってそうだったので観てきました。
ホラーというかミステリーというか。脅かすシーンは皆無で、どちらかといえばわかりやすい映画ではなく、要所要所でわり
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

一言で言えば馬の調教師の一家が迫りくるUFOと戦う話。(予告編でもある程度その描写あるから言っていいよね)
今回は監督の前の映画のようなメッセージ性はあまりないのかな?と思って見てましたが、その辺の考
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

なんだろう、邦画にはないであろうアップテンポな描写とその裏にあるブラックでときにスリリングな描写がセットで味わえて楽しかった。

映画で描かれてるのはれっきとしたハラスメントで、すこしの寛容も許す余地
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.8

まったく新しい独自の世界観に作り込まれた新幹線は嫌いじゃないけど脚本が、、ちょっと退屈でした
アクション向いてないのかなぁ。。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

高級っぽいレストランのクリスマスに近づいたある日のようすをワンカットに収めた映画。映像が切れることなく続くのであたかもその場に居るような臨場感で、飽きることはなかった。職場体験にでも来ているような??>>続きを読む

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.5

途中まではホラー要素あるのでソワソワしながら見てました。謎が明かされたとき、悲しい物語に変わります。
そんな展開になるか?という映画ならではのシーンはぼちぼちありましたが(特に最後がひどすぎん?)そこ
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.3

女性たちの覇権争いといえば精神的に他人を追い詰めるというイメージがあったので、腕っぷしの強さを競うOLという設定は新しかったと個人的には思います。予告も何も見ずに見たので、出てくるOLたちのヤンキー感>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

性的欲望のままに行動する野獣たちへの復讐の物語とでもいうべきでしょうか。

主人公の女性は、自ら(と友人)の過去を変えたある事件を引き起こした男たち(場合によっては女までも)に復讐するという一貫した信
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

やっぱり派手ですねぇ〜
どの映画にもある安定の展開でした。難しいこと考えないで見れますね^^
なんでそんなにロシア語わかる人多いんだよとか、渋谷の真ん中でそんなこと起こらんだろとか、ツッコミどころは多
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.8

北欧が作ったホラー映画ということで、ミッドサマー的な作品を期待して映画館で視聴。
結果、ミッドサマーほど奇妙で魅力的な映画ではなかったけれども、個人的に推せる北欧ホラー映画がまたひとつ追加された。
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

女子高生と殺人鬼が入れ替わるストーリー。
殺人鬼がかなり残酷な方法で犯行していくので、見た目が女子高生になっても侮るなかれ。つぎはどんなことをするのかとハラハラドキドキです。
英語がわからない人は、入
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余命10年(2022年製作の映画)

3.6

闘病×恋愛
タイトルから物語の大筋は読める。そして実際に大きく違いはない。こう言ってしまっては何だけど、この手の映画作品としてはありきたりなものであったと思った。
ただし、多くの人が普通だと思ってるこ
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.5

この監督は若者の微妙な心情を表すのがうまい。青春といえば友達と思いっきりはっちゃけて、、とか男女の駆け引き、、とか思い浮かべるけど、それだけじゃない。こういう微妙な感情もまた青春。
かそけきって言葉は
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.4

過激なシーンがいくつも出てくるけれども、戦争の悲惨さを伝えるためにはこういう演出も必要だと思いました
シンドラーについてはこの映画で初めて知りました。上流階級の中にはこのように戦争をビジネスと捉える人
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

妻の病気の治療費を工面するため計画した銀行強盗が警察に見つかり、救急車を乗っ取ってロサンゼルスの市街地でカーチェイスがはじまる。
脚本はわりとありきたりなような気がしますが、やはりアメリカ映画ならでは
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

ふたりの演技が自然すぎて、非常によかった。
ふたりが本当にカップルかのような、センスのいい脚本にも惹かれた。
構成にも一工夫あって、好きでした。
花束を超える新しい恋愛映画が登場したかもしれない。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

検視官親子がある遺体の解剖をきっかけにさまざまな恐怖を味わうお話。
彼らを恐怖に貶めているものがなぜそうしたのかは映画の後半で明かされますが、知識がなさ過ぎてわかるわけなかった。。実は伏線がいろいろと
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.8

愛する妻の記憶が消えていく、、なんて悲しいストーリーなんだ
あたかも本物の夫婦であるかのような演技に引き付けられた
俺が女ならこの男には惚れませんけどね