YokoGotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

YokoGoto

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パピヨン(1973年製作の映画)

4.2

古い映画の中でも「脱走劇」の名作を呼ばれるパピヨン。
スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの演技がすさまじく素晴らしい!胸のタトゥが蝶だったため“パピヨン”というあだ名で呼ばれている主人公。
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ノーボーイズ,ノークライ(2009年製作の映画)

2.5

個人的には、ハ・ジョンウが大好きなので、ついついヒイキ目にみてしまうが、やはり、妻夫木聡さんと並んでみると、演技や存在感、オーラに差があるように感じた。妻夫木さんの韓国語はとても自然で、すごく練習した>>続きを読む

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.4

後味悪くて夢に出そうだった。(笑)実際の事件を元にした、いたずら電話の話。でも、電話で誘導されたことは、悪戯の範疇をはるかに超えていて、女性ならば誰もが深い嫌悪感と後味の悪さを感じる。かなりキツイ。>>続きを読む

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.3

オールドボーイのパク・チャヌク監督のハリウッド進出初作品。
父親の突然死。唐突に現れる叔父。身近の人間がどんどんいなくなっていく。というサスペンスだが、表面的なサスペンスは、早い段階で謎が解かれ、根幹
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.2

人様のレビューが興味深かったので観てみた映画。なんとオシャレな映画!こういう雰囲気は大好きだ。ラブストーリーだと知らずに観て正解。すごくキュンとした。
まず、監督・脚本・主演すべてヴィンセント・ギャロ
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時効前夜~ある女の告白~/コンフェッション-時効前夜の告白-(2013年製作の映画)

2.2

日本未公開なので、WOWOWのジャパンプレミアで鑑賞。
ある意味、カルチャーギャップを感じる女性警官の対応。(笑)
夫を突き落としてしまったと、時効前夜に自首する女性を逮捕せず、帰るよう説得する物語。
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シャドー・ダンサー(2011年製作の映画)

3.7

幼い息子を守るため、MI5(イギリス情報局保安部)の情報屋になった女性IRA(アイルランド共和国軍)活動家の葛藤を描くヒューマン・サスペンス。スパイ映画と思いきや、完全なヒューマン・ドラマで、さらに静>>続きを読む

黒いスーツを着た男(2012年製作の映画)

2.7

うーん。なんか惜しい!っという感じの作品。
一営業マンから会社の社長の娘婿にまで登りつめたハンサムなアルが、ひき逃げをしてしまうが....というサスペンスヒューマン。加害者、被害者の妻、目撃者の3人の
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.2

とてつもなく面白い脚本!感激すら覚える。鍵泥棒のメソッド がおもしろかったので、同監督の評価の高い本作をみる。今まで観てなかった事が恥ずかしいくらいだ。w
最初の30分は正直ダルイ。ちょこっとした間の
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欲望の翼(1990年製作の映画)

2.8

同じく、ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」は、この作品の続編と聞いたので観てみたが、どの辺が続編なのかよくわからなかった。(笑)
レスリー・チャンは、さっぱりした顔立ちなのに、すごくカメラに映える。
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ニューヨーク、恋人たちの2日間(2012年製作の映画)

3.6

前作、「パリ、恋人たちの2日間」も、ちょっと癖になるコメディ映画でなんか好きだったのだが、続編の本作も、独特な笑いがかなり面白い。
ジュリー・デルビー監督の、独特な台詞回しと間や空気感は、あきれるほど
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

-

パルムドールを受賞した名作。3時間という長編映画。レビューも高評価で揺るぎない名作とされる。第二次世界大戦からユーゴの内戦まで、激動のユーゴスラビアの歴史を喜劇に見たてて描いた作品。
これは、文句のつ
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花様年華(2000年製作の映画)

2.6

アジアンビューティ満載な映画。チャイナドレスと色彩の美しさとボディラインがとても艶かしい。
新しく隣人になった2組みの夫婦。お互いのパートナー同士が不倫している事に気づいた、不倫された側の男女の恋物語
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妹の誘惑(2011年製作の映画)

3.5

父親の再婚で、母親違いの17歳の妹と家族になったメテ。突然、その妹がころがりこむ。色っぽい妹にクラッとするお兄さんの話。簡単に要約すれば、こんなストーリー。
ジャンルとしてはロマンティック・コメディに
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恋の渦(2013年製作の映画)

4.0

驚異のインディーズ映画!面白いとは聞いていたが、こんなに2:15分があっという間の映画も久しぶり。9人の男女の人間模様が、おバカすぎて、可愛らしささえ感じる。
男と女のあさましさ、そして品のなさが、リ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.3

グザディエ・ドラン監督の19歳のデビュー作。完全に劇場でみるタイミングを逸して、待ちに待ったDVDリリース。観終わった後で、劇場で観なかったことが、本当に申し訳ない、という気持ちになった。
デビュー作
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シャンドライの恋(1998年製作の映画)

3.8

98年のベルナルド・ベルトリッチ監督作品。ローマを舞台に、本国から逃亡したアフリカ人女性と英国人ピアニストの官能的な愛の物語。ラスト5分でビックリした。(笑)ははぁ、こういう愛の表現もありだな!という>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.1

日本でドラマ用にリメイクされた「ダブルフェイス」を先に観てしまっていたので、シナリオが分かってしまっていたことが悔やまれる。レビューでも評価が高いが、やはりシナリオが面白く素晴らしい。飽きさせない展開>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

2.6

公開中の映画、“her”もあっての、スパイク・ジョーンズのマルコビッチの穴を観てみる。前観た時もよくわからなかったが、ヤッパリよく分からない。(笑)
でも、独特のシュールさと、設定の意外さ、なんだかわ
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男と女 真夜中のパリ(2012年製作の映画)

2.9

なんか、すごくSEXYな映画だった。雨の夜に偶然出会った二人。真夜中のパリをオートバイで徘徊しながら、男はずっと女を口説き続けるが……。というシンプルなSTORY。こういうシンプルでダラダラした映画は>>続きを読む

ミッシング(1982年製作の映画)

2.8

第35回カンヌ映画祭のパルムドール受賞作品。実話を元にした、ヒューマンドラマ。
物語の序盤、人間関係の説明がほとんどなく、ちょっと分かりにくく話についていけなかった。チリの軍事クーデターで、行方不明に
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

4.6

河瀨直美監督作品の独特の神秘さに、今回も何度も泣かされてしまった。「死」を感じる事で、生きることの神々しさを感じるさせる映像全体の力は、この監督独特だと思う。魂がふるえ、むせび泣くように心が震える。こ>>続きを読む

殯の森(2007年製作の映画)

3.8

第60回カンヌ国際映画祭、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した河瀨直美監督の作品だが、日本ではやはり、観る人の好みが分かれる作品だと思う。分かりやすいシナリオでもなく、起こっていることの説明もない、>>続きを読む

悪い女(2011年製作の映画)

1.9

なんか、全然良さがわからない。村の男性達と情事を重ねる二人の娘をもつシングルマザー。昔、関係を持った男性と再開し、真実の愛に目覚めるが...という設定。タイトル通り、かなり悪い女。でも、一見、悪そうに>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.6

二度と戦争などしたくない。
もう15年も前の映画なのか....と驚くほどに、その映画の品質は鮮やかだ。170分という長い映画なのに、シナリオが飽きさせないのと、冒頭30分をはじめ戦闘シーンのリアルさが
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預言者(2009年製作の映画)

3.6

第62回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ。第82回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート。刑務所を舞台としたドラマ。マフィアが支配する刑務所へと送られたアラブ系の青年が、壮絶なサバイバルを経て自>>続きを読む

こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.2

精神がこわれていく妻に、どこまでも妻と向き合えない夫。
1974年の映画だと知らずにみたが、あまり古さを感じない。神経症気味の妻を持て余しながらも、深い愛情から一人で家庭を切り盛りする、労働者階級の中
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.8

学校の教材としても使えるような映画。老女デイジーと、初老のベテラン黒人運転手ホークとの友情を描いたヒューマン・ドラマ、アカデミー賞(作品賞)(1989年)。厳格で気品ある、もと教師の老婦人役のジェシカ>>続きを読む

愛の原罪(2013年製作の映画)

2.1

抽象的すぎてよく分からない
サンダンス映画祭で撮影賞を受賞したポーランドとスペインの合作映画。夏休み、スペインに行ったポーランドの青年はそこで出会った女性と激しい恋に落ちるが、ふとしたきっかけから殺人
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天使の分け前(2012年製作の映画)

3.9

本当にしょーもない。でも、ホンワカ。
スコッチ・ウイスキーの故郷スコットランドを舞台に、もめ事ばかり起こしてきた若者がウイスキー作りを通じて師や仲間と出会い、自らの手で人生を再生していくさまを描く。第
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バージニア その町の秘密(2010年製作の映画)

4.1

イカれたシングルマザー。最後に泣かされる。
日本未公開作ということでネットでレビューがほとんどなかった。おもしろいのか、そうでもないのか分からず観たが、ちょっと良かった。ジェニファー・コネリーが演じる
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悪の法則(2013年製作の映画)

3.7

キャストが豪華。
リドリー・スコットの最新作。欲望に駆られて裏社会のビジネスに手を出した弁護士とその仲間たちが、危険なわなにハマり否応なく堕ちて行くサスペンス。マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピッ
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リダクテッド 真実の価値(2007年製作の映画)

3.2

2006年にイラクで起こった米軍兵士による少女レイプ及びその一家惨殺事件を題材にしている、事実に基づくフィクション。ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。ドキュメンタリー映像を撮影している風景を中心に>>続きを読む

君と歩く世界(2012年製作の映画)

3.7

名作を観返そうシリーズ♪
<真っ黒に返ったオセロが、一瞬にして真っ白に裏返るような生命の煌き>

前に観た時も、素晴らしい作品だなぁと思ったが、何度観返しても、やはり、とても素敵な作品。原題の“RUS
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.4

愛なら、毎晩、ティッシュにくるんで捨てている、というコピー!
評価が分かれる作品なのかな?と思う。Filmarksで、いいレビューを観たので録画して観てみたが。なんか、すごい。作品全体はかなり好みだっ
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