ゆういちさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

浮雲(1955年製作の映画)

4.5

早稲田松竹 早稲田松竹クラシックスvol.141 成瀬巳喜男監督特集。乱れ雲と二本立て。今まで何回かDVDでは観ていたけど映画館では初鑑賞。主人公の富岡は自分が空っぽでクズだと分かっているから、ゆき子>>続きを読む

乱れ雲(1967年製作の映画)

3.2

早稲田松竹 早稲田松竹クラシックスvol.141 成瀬巳喜男監督特集。35mmプリント上映。浮雲との二本立て。自動車事故で夫を亡くした未亡人と事故の加害者の禁断の恋愛、なんて筋書きは割とどうでも良くな>>続きを読む

マッド・ダディ(2017年製作の映画)

2.5

自宅DVDレンタル。ジョン・ウォーターズが2018のベスト10にランクインさせていた作品。アイデアだけで突っ走るB級ホラーかと思ったら意外とちゃんとしたブラックコメディ。そして俺たちのニコラス・ケイジ>>続きを読む

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

3.2

シアターイメージフォーラム スクリーン2。ジャン・ヴィゴ特集。ニースにて、競泳選手ジャン・タリスと同時上映。言いたいこと詰めすぎて前半若干間延び感があったけど後半の「革命」シーンにハッとする。時代を感>>続きを読む

競泳選手ジャン・タリス(1931年製作の映画)

2.9

シアターイメージフォーラム スクリーン2。ジャン・ヴィゴ特集。ニースにて、新学期操行ゼロと同時上映。今でこそ当たり前の演出だが、この時代にやっていた事がスゴイ。

ニースについて(1930年製作の映画)

2.8

シアターイメージフォーラム スクリーン2。ジャン・ヴィゴ特集。競泳選手ジャン・タリス、新学期操行ゼロと同時上映。何気ない映像を撮っているようで若き監督の野心が垣間見れる。

アタラント号(1934年製作の映画)

3.8

シアター・イメージフォーラム スクリーン2。ジャン・ヴィゴ特集。若い船長と新妻、ベテラン船員と若手の船員が小さな船に乗り込んで笑いあったり喧嘩したり、のなんでもない話なのに何故か心に残る。地下の映画館>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

新文芸坐。12月29日《ヒフとニクの日》ゾンビ米国劇場公開版と二本立て。映画館では初鑑賞。気が動転して自分の家のドアを壊しちゃう、女の子と鉢合わせてビックリしちゃう、などレザーフェイスの可愛いさがスク>>続きを読む

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

5.0

新文芸坐。12月29日《ヒフとニクの日特別企画》悪魔のいけにえと二本立て。映画館で鑑賞するのは初。この映画を観てると本当に心が穏やかになる。もし自分がゾンビになったらショッピングモールではなく映画館に>>続きを読む

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.3

自宅レンタルDVD。初イ・チャンドン。分かりやすくはないけど神や運命というテーマに真摯に向き合った作品だと思う。救われない話の中で輝くソン・ガンホの可愛さ。はっきりした信仰を持たない人間も見えない希望>>続きを読む

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.0

キネカ大森 スクリーン3。恐怖分子と二本立て。初フルーツ・チャン。人気なのか39席の劇場は満席。初期の三池崇史っぽい。リマスターだというが音が良くなくて台詞が耳障り。あとスクリーン上部が若干、カットマ>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

3.3

キネカ大森 スクリーン3。香港製造と二本立て。初キネカ大森、初ヤン。編集がシャープでカッコいい。行き場のない銃弾が哀しい。

死ぬほどセックスしてみたかった(1994年製作の映画)

4.5

阿佐ヶ谷ロフトAイベント。「さよなら東京」と二本立て。満席の会場で爆笑と悲鳴が起きる。監督スタッフ男優女優すべての人が間違っていて、演出も企画もすべてが間違っているのに観ている我々を含めて何か正しい場>>続きを読む

さよなら東京(2004年製作の映画)

3.2

阿佐ヶ谷ロフトAイベント。「死ぬほどセックスしてみたかった」との二本立て。改めて作品を観て、出演してる誰よりも松尾さんのほうが「女優」なんだと気づく。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

自宅U-Next。生命という奇跡の前では富める者も貧しき者も悪も正義も等しく迷い導かれ、誰もが見ていて誰も見ていない東京という街で踊りだす。超ハイクオリティ人情喜劇。明らかな金田のバイクパロディで大笑>>続きを読む

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

2.8

自宅DVD。島に行くまで長い。そして島に行く頃には話がどうでも良くなってくる。原作と監督の食い合わせが悪かったのか?伝説のおかーーーさーーーん!!!はインパクト大。

ミュータント・フリークス(1993年製作の映画)

3.3

自宅CS THE CINEMA。町山智浩のVIDEO SHOP UFO。フリークスを扱った内容からアメリカの一部で公開された後、ビデオ化もされず永らく封印されていた作品。スクリーミングマッドジョージ造>>続きを読む

ラスト・キャバレー(1988年製作の映画)

3.6

自宅U-Next。都市開発によって閉店が決まったキャバレーの最後の日までを描いた金子修介ロマンポルノ最後の監督作品。ひとつの場所が終わり、それぞれの人が立ち去っていく。店長もホステスも客もそれぞれの想>>続きを読む

フェイズ IV/戦慄!昆虫パニック(1973年製作の映画)

3.8

自宅DVD。演出と撮影が優れていれば蟻にも演技をさせられる。映画のセンスオブワンダーが詰まった良作。研究室とか防護服とか凝ったデザインじゃないんだけどカッコイイ。

文学賞殺人事件 大いなる助走(1989年製作の映画)

3.2

自宅DVDレンタル。筒井先生の素晴らしくてありがたい啖呵。この時代の台詞は今じゃ絶対テレビじゃ放送出来ない程ひどすぎて素敵。

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.6

自宅CSスターチャンネル録画。当時自分が書いた「物語」をきっかけに13歳の夏になにがあったかを48歳になった主人公が紐解いていく。
事実と違う「物語」を作り上げていけるから人は壊れずに生きていけるけど
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.4

自宅Netflix。この祈祷合戦がスゴい2018に選ばれたとかなんとか(嘘)でも本当の対決はその後にあったのね。こういう嘘、でっちあげ、インチキ、狂気と正義のごった煮をクセの強いキャラクターと熱量のこ>>続きを読む

ある犯罪の物語(1901年製作の映画)

3.0

自宅YouTube。パブリックドメインとなりYouTubeに上げられていたものを鑑賞。一人の男が犯罪を犯し、ギロチンの刑に処されるまでを書き割りの舞台で撮影。先日、観た「ヘレディタリー」のあるシーンで>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

TOHOシネマズ 日本橋 スクリーン3。会社休みに朝から鑑賞。アート、ギャグ、オカルト、家族ドラマ、時代性、もっと得体の知れないなにものか全てをぶち込んでも作品として成立させる事が出来るのがホラー映画>>続きを読む

スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.0

自宅DVD。喉がやられ、さらに風邪をこじらせ会社を休み中に鑑賞。「永遠に生きるには人生で良かった時のことだけ見つめれば良い」逆説的な劇中の台詞が厄年真っ只中で体調を崩した心身に突き刺さる。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.8

シネマート新宿 スクリーン1。誕生日に仕事かよ!と不貞腐れてた自分が恥ずかしくなるほど大変な仕事ぶりを観た。堪らない気持ちになって嵯峨谷で鴨南蛮蕎麦をビールでかっこんで帰宅。喉はまだ復活せず。

メシア・オブ・ザ・デッド/メサイア・オブ・デッド(1973年製作の映画)

3.5

自宅DVD Amazonで購入。グロリア・カッツの訃報を聞いて。最近、寝ながら映画を観られる環境を整えたのでユルいホラーを流してベッドに入るとグッスリ眠れることを発見。

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.2

自宅WOWOW録画。オリジナルと見比べ。完全に蛇足。パッケージがある意味ネタバレ笑。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

自宅WOWOW録画。声帯が炎症を起こして声が出ない状態なのでサムゲタン的な効能を求めて韓国映画をチョイス。

牢獄処刑人(2013年製作の映画)

3.0

自宅U-Next。寒さと筋肉痛で出掛けるのを断念。健康診断の肝臓の値もヤバかったのでお酒も断念。

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

4.0

早稲田松竹。ホン・サンス監督特集。「それから」と二本立て。歯医者の予約をしていたのを忘れる。

それから(2017年製作の映画)

4.0

早稲田松竹。ホン・サンス監督特集。「夜の浜辺でひとり」と二本立て。歌舞伎町で泊まりから、そのまま鑑賞。ホテルバリアンは良いホテル。

シャブ極道(1996年製作の映画)

3.6

自宅DVDレンタル。会社が休みの昼下がり。タイトルから想像するようなシャブで破滅していくようなヤクザ映画ではなく、特異な体質を持つ男の悲喜劇シャブファタジーだった。本当に役所広司はキチガイの役をやらせ>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.0

早稲田松竹「レディ・バード」との二本立て。クリストファー・ウォーケン演じるボビーの目線で見たかった。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

早稲田松竹 「フロリダ・プロジェクト」との二本立て。丹念に過不足なく映画が作られるとアメリカの片田舎の女子高生の話が39歳の日本のおっさんの胸を打つ。映画って良いですね。

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.9

シネマカリテ スクリーン1。早稲田松竹で「レディバード」「フロリダプロジェクト」の家族がテーマの二本立てを観ようと思ったら、まさかの映写機の故障で上映中止。しょうがないので予定を変更して、ある意味家族>>続きを読む