ゆういちさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

自宅CSスターチャンネル

仁義なき人間とウサギ戦争。
動物も可愛いが一番可愛かったのは、お隣さんの画家ローズ・バーン。あんな風に笑う女の子と田舎デートしたい。
動物のお気に入りはヘッドライトに吸い寄
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月夜釜合戦(2018年製作の映画)

2.5

ユーロスペース スクリーン1

16mmプリント上映。
ヒロインの太田直里のステキな仏頂面、今しか見られない釜ヶ崎の姿、フワフワゆるゆるの良い意味でも悪い意味でも浮遊感がある物語。

終映後に佐藤零郎
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オアシス(2002年製作の映画)

3.9

アップリンク吉祥寺 スクリーン3
HDデジタルリマスター版

障害者との恋愛とか、健常者と彼ら純粋なのがどちらなのか、みたいなありがちなテーマではなく、もっと不純で不可解で生々しい話だった。でもだから
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.7

アップリンク吉祥寺 スクリーン3
4Kレストアデジタルリマスター版

韓国近代史に翻弄され破滅していく男の物語を時間を遡り、最後にはループする形で描く。観た直後より、しばらく経った今の方が色々な思いが
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

3.5

自宅CSスターチャンネル

エロとバカと熱いアクションがオリジナルのドラマから現代にちゃんとアップデートされていて楽しい。
登場するとき、いちいちスローになっちゃうCJカワイイ。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.4

早稲田松竹
「気狂いピエロ」と二本立て

デジタルリマスター
寺尾次郎新訳版

オシャレに流れるように気ままに暮らす主人公も愛には不器用。ついには囚われてしまうがラストの表情は少し安堵しているように見
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

1.5

早稲田松竹
「勝手にしやがれ」と二本立て。

デジタルリマスター
寺尾次郎新訳版

20年前に観て全く分からず今回、久し振りに再鑑賞。ほぼ満席の劇場内の暖かさもあってか10回くらい意識を失う。今回も惨
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.3

自宅CS ザ・シネマ

監督は新作のHappy Death Dayの国内公開が決まったクリストファー・ランドン。
ベタだけど普段ダサい負け組が役に立たないと思ってた技能で活躍する姿は主人公たちと同じく
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.3

イオンシネマ新百合ヶ丘
スクリーン6

話も、まあそうだろうね、という想定内でしか転がらないし、エモーショナルな瞬間がある訳でもない。
観たあとに気分が重くなるなんてレビューが散見されたので拍子抜け。
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

立川シネマ・ツー b studio

極上爆音上映 吹替版
サウンドネーム:マルチバースサウンド
(命名 岩浪美和音響監督)

ヒーローの条件は何度でも立ち上がる事。
では何故ヒーロー以外の我々は心が
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

立川シネマ・ワン i studio

クリント・イーストウッドの監督作は職人を越えてもはや仙人の域。晩年に無駄に重厚なだけでつまらない作品を作る「名監督」たちを横目に飄々とアメリカを横断して見せる。口
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エストラパード街(1952年製作の映画)

3.7

なかのZERO視聴覚ホール
グッチーズ・クラシック部上映会。
「ルイジアナ物語」と二本立て。

終映後に首都大学東京准教授 角井誠さんによる本作に関するトーク付き。

人を好きになり、周りが見えなくな
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ルイジアナ物語(1948年製作の映画)

3.6

なかのZERO本館 視聴覚ホール。
グッチーズ・クラシック部上映会。
「エストラパード街」と二本立て。

ドキュメンタリー映画の父と呼ばれる存在をTwitterで初めて知り上映へ。
少年を含む湿地帯に
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.5

自宅NETFLIX。

子供向けに見えて、大人も楽しめる。しっかりとしたディザスタームービーでありエイリアン侵略モノ。伏線の回収も気持ちが良い。色んな要素がキレイにまとまられて見応えあり。監督脚本のフ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

自宅CSスターチャンネル
ほぼコンプリート!
映画監督ウェス・アンダーソン

異常なクオリティの高さと英語日本語のバイリンガルの洪水が目と耳から飛び込み脳をフル回転させて様々な感情が高速で次々と生まれ
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追想(1975年製作の映画)

3.3

早稲田松竹 【特別レイトショー】

デジタル・リマスター版。
復讐している間に殺された家族の思い出がフラッシュバックさせる演出がエグい。
だが本当に残酷なのは家族との思い出と共にあった復讐が終わって現
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.6

早稲田松竹

WAR IS CRAZY!
伝説の戦争カルト映画たち
戦争のはらわたとの二本立て。

4Kデジタル修復版。
やがて終わりが来る、まぼろしの楽園だと分かっていても、少しでも長くこの街が続い
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

5.0

早稲田松竹

WAR IS CRAZY!
伝説の戦争カルト映画たち
まぼろしの市街戦との二本立て。

デジタル・リマスター版。
誰もが程度や質が違えど暴力性を持っている。その事実がエモーションかつ繊細
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スリザー(2006年製作の映画)

3.0

自宅U-NEXT。

開始5秒で分かるB級ホラー感。そこからはホラー好きの観客が見たいものちゃんと見せてくれる安心のトロマ魂。VFXを使った懐かしい感じのモンスターの造形もステキ。

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.0

自宅DVDレンタル。

劇中音楽一切なし、主人公はマイペースを通り越して超然として何を考えるか分からないおばあちゃん、事件に対して一切説明しない展開とかなりストイックな作品だった為、家のTV鑑賞では集
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わらの犬(1971年製作の映画)

5.0

自宅NETFLIX。

Twitterで知った情報によると現在、正しい色調整が行われた状態で本作が観られるのは国内ではNETFLIXのみらしい。しかも配信は2019年3月1日まで、という事で急いで視聴
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天使の入江(1963年製作の映画)

3.4

YEBISU GARDEN CINEMA スクリーン1。

YEBISU GARDEN CINEMA SELECTION『フランスの名優×巨匠監督』特集。デジタルリマスター。

退屈で先が見える日常に
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

2.9

YEBISU GARDEN CINEMA スクリーン 1

YEBISU GARDEN CINEMA SELECTION『フランスの名優×巨匠監督』特集。デジタルリマスター版。

男は作中ずっとエレベ
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インシディアス(2010年製作の映画)

2.9

自宅NETFLIX。

怖がらせ方がすべて虚仮威しでワンパターン。霊能者軍団が来てからちょっと盛り上がるが、その後の展開も終わり方も予想の範囲内。霊界と交信する機械はちょっとカッコ良かった。
他の方の
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ルシファー・ライジング(1972年製作の映画)

3.3

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Bプログラム。

「ルシファー・ライジング」
近代オカルト大全集みたいな映像。
初期作品群に比べて編集が大分、洗練されていた。

ケネス・アンガ
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我が悪魔の兄弟の呪文(1969年製作の映画)

3.6

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Bプログラム。

「我が悪魔の兄弟の呪文」
ちゃんとおクスリをキメていないと撮れない映像と編集。ループで流し続けて変な気持ちになりたい。

Kustom Kar Kommandos(原題)(1965年製作の映画)

2.6

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Bプログラム。

「K.K.K. Kustom Kar Kommandos」
ピンクのフワフワでエンジンさわさわしたら、もう終わり。

スコピオ・ライジング(1964年製作の映画)

3.1

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Bプログラム。

「スコピオ・ライジング」
革ジャンタイトルバック。

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.2

早稲田松竹。

「偶然は最高の助監督」と言いながら完全なドキュメンタリーは半分くらい?とくにゴダールに会いに行くくだりはエンディングにつなげる為に演出したとしか思えない。立ち退きが決まった炭鉱の街にひ
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.6

立川シネマシティ シネマ・ツー a studio。極上音響上映。35mmプリント上映。初見はTOHOシネマズ六本木ヒルズで限定上映した「プラネット・テラー」との二本立てグラインドハウス方式で観て、単体>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.2

立川シネマシティ シネマツー e studio。巧みな画面構成と分かりやすいカットの連続でアクション、敵と味方、状況、キャラの心情が一瞬で把握出来るので、まるで絵本のページをめくるが如くストレスなく世>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.4

TOHOシネマズ シャンテ スクリーン2。

長期休暇2日目。劇場版を観てから自宅で録画していた90分のTV放送版を視聴。

どんなに豪華で美しいものを撮っても「映画」にならない監督もいれば、イ・チャ
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快楽殿の創造(1954年製作の映画)

2.9

早稲田松竹 特別レイトショーマジックランタンサイクル Aプログラム。終映後に首から逆五芒星のペンダントを首から下げた柳下毅一郎を見かけたのが一番の盛り上がりポイント。

人造の水(1953年製作の映画)

1.8

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Aプログラム。

ラビッツ・ムーン(1950年製作の映画)

2.8

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Aプログラム。

「ラビッツ・ムーン(1950年バージョン)」

2019.02.21追記
早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイク
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プース・モーメント(1949年製作の映画)

2.1

早稲田松竹 特別レイトショー マジックランタンサイクル Aプログラム。「プース・モーメント」