夢野猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.0

定年後、行場を失い彷徨う父親のお話。教員一筋ン十年、定年退職して見れば、何もする事が無く持て余される。まるで結婚式の引出物の様に捨てるに棄てられない(笑)困りモノ。
そんな話し……では有りません。
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グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

3.0

良くも悪くも君塚作品(笑)

TV畑出身の君塚監督ならではのワイドショー番組制作の舞台裏を描いた作品。

見知ることの無い生放送番組の裏側を題材に、虚実織り交ぜコミカルな展開で話を進め、ラストでは監督
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48hours(2016年製作の映画)

2.5

Vシネマのエロティック系作品。
主演女優はAVロリ作品で人気?の初芽里奈。
監督はこの手の作品を撮り慣れている人らしい。

18禁では無く15R指定と言う、微妙な位置付け(笑)で、表現が限り無く18禁
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スリーピング・ビューティー 眠れる森の美女と呪われた城(2014年製作の映画)

2.0

レビュースコアが低いのに借りてから気が付いた(笑)
確かにコレは駄作だった。

『眠れる森の美女』を素にして、悪い魔女をネクロマンサーっぽくしたり、王子が我儘自分勝手な駄目男だったりと、面白いアイデア
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LOCK DOWN ロックダウン(2016年製作の映画)

3.0

予告編は面白かった(笑)

人工知能リリスを搭載したハイテクAI車モノリスに閉じ込められた子供。砂漠地帯で孤立無援の母親は暴走したAI車から無事に子供を救えるのか!?

ほら、面白そうでしょう(笑)
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ロスト・メモリー(2012年製作の映画)

3.0

ホラー風味のサスペンス映画。

ストーリーは単純で、ホラー風味で誤魔化しているがミステリーとしては犯人が直ぐに判る(笑)

突っ込みたい点が幾つか有るが、少女達の可愛さと二重三重に捻ったラストで許して
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.0

家の都合で田舎の親戚に預けられた少年の成長を淡々と描いた作品。

少年の語る母親像と実際の母親が食い違っているように感じたのと、少年の演技が今一だったのでスコアは一寸低め。
そして、少女の生胸の分をオ
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松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

4.0

『葛城事件』と同じく三浦、新井が親子役で出演しているが、狙った訳では無く偶然である(笑)

山本直樹のコミックが原作であるかの様な雰囲気と展開だが、特に原作は無いらしい。

どこかのありふれた田舎街で
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

マイナス×マイナスはプラスに成るがこの作品は掛けずに足しちゃったんだね。

頻発した衝動的で理由の判らない通り魔事件を題材にした映画。
特定の事件では無く、複数の事件をモデルにしているらしい。

自分
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ジェニファーズ・ボディ(2009年製作の映画)

2.5

駄作に近い凡作なのか、単に趣味に合わなかったのか(笑)。取り敢えずW主演のミーガン、アマンダ目当てで観るなら良し(然程エロいシーンは無いが)かな。

「私、処女なの」と嘘をついた報いで悪魔?に憑依され
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アイアン・スカイ(2012年製作の映画)

4.0

月の裏側から空飛ぶ円盤に乗ってナチ残党が攻めて来る。
そんなお馬鹿な設定のB級SF映画(笑)

設定からもっと馬鹿馬鹿しいコメディ作品だと思っていたが、コメディはコメディでもピリッと風刺の利いた上質な
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BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

4.5

『ジュブナイル』『リターナー』とタイムトラベル好きの山崎貴監督がアニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦』を原案に実写化した作品。

アニメのギャグ要素を抑えた真面目なラブストーリー
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.5

タイトル(「魅力的な幼い少女」と言う意味が有る)とエレン・ペイジでロリファンを釣っておいて、とんでもない目に合わせる悪魔の様な映画(笑)

少女対ロリ親父(かなりのイケメン)の監禁物ですが、監禁虐待す
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赤ずきん(2011年製作の映画)

2.5

お使いに行かない赤ずきん(笑)

ホラーなのかミステリーなのかラブロマンスなのか、ジャンル分けしにくい駄作だった。

美男美女を取り揃えたラブロマンス物なんだろうけど、狼男は出て来るわ、狂信的なおっち
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少年モン、本当の名前は知らない(2015年製作の映画)

2.5

育児放棄(ネグレクト)を題材にした作品。

ドキュメンタリー風の雰囲気で、育児放棄された男の子と二人の女子高生を中心に話が進んで行く。

全体的に劇的な展開が有る訳でも無く、盛り上がりも無い。
明るく
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ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.5

全てを失った女性の復讐劇。逆恨みだけどね(笑)

ミステリー物にたまにある、犯人が最初から観客(読者)には判っているタイプの作品。

ネタバレかも知れないが


復讐の為に家庭に入り込んだ犯人が、疑似
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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005年製作の映画)

3.5

ダコちゃん可愛い♥(笑)
映画は怖い。

ホラーっぽいですがホラーでは有りません。サスペンスです。レンタル店ではミステリー棚で探しましょう(笑)
エロティック棚やアダルトコーナーで探すと別物に行き当た
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パズル(2013年製作の映画)

3.0

原作は未読。TVドラマ版視聴後に視聴。
さて、何方が原作に近いのか。と言うか、本当に同じ原作なのかと疑う程、全く別物だった(笑)

TV版は担任教師を人質に取られた生徒達が、学校内に隠されたパズルのピ
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月光仮面(1981年製作の映画)

2.0

全部中途半端な薄っぺらい映画。

シリアスなのかコメディなのかどっち付かずだし、アクションもバイクスタントがパターンだし、ストーリーも展開も雑っぽい。

旧TVシリーズへのオマージュ感も感じられない。
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原爆の子(1952年製作の映画)

3.5

日本の夏の恒例行事とも言える程、あちこちで戦争関連番組が……。
で、今観る戦争物ならコレかなと言う感じでチョイス。

原爆投下から七年後の広島の姿をリアルに撮影している。
とは言え、ドキュメンタリーで
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美女と液体人間(1958年製作の映画)

5.0

中島春雄追悼作品と言う事で、チョイス。
ゴジラのスーツアクターとして知られる中島春雄氏で有るが、生身の役者としての出演作品が幾つかあり、コレはその内の一本。
ゴジラと同じ東宝作品であり、同時期に創られ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

台風接近の中で視聴(笑)。

台風で学校に閉じ込められた(閉じ籠った)中学生達の一夜を中心に、幼い青春の迷走、リビドー、困惑を描いたカルト作品。

当時、無名だった?若手俳優が出てます(笑)。

雨の
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-less [レス](2003年製作の映画)

3.5

クリスマスイブの夜。妻の実家に向う家族連れ(おまけ付)。冒頭から車内には不穏な空気が流れ……。

古典的シチュエーションホラーで、早々にネタバレ。後はどう展開してどんな結末にするのかが注目される。
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ネスト(2009年製作の映画)

3.0

離婚し娘と息子を連れて田舎に越して来たお父さん。ホーンテッド物のホラーかと思ったら、いきなり屋根の上に何か居るんですけど(笑)。

蟻の生態を素にしたモンスターホラーらしいが、先住民族とかを搦めて話し
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最終兵器彼女(2006年製作の映画)

2.5

同名コミックが原作。TVアニメ化もされており、それなりに人気が有る。
その人気にあやかって実写化したのだろうが、見事に滑って落ちた映画(笑)。

かなり長い原作を二時間枠に無理矢理押し込んだ感じで展開
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スコージ 災いをもたらす獣(2008年製作の映画)

2.5

スポットを観てSFパラサイト物だと思ったが、ホラー? 悪魔? パラサイト物だけどSFでは無いB級映画でした。

ゴシックホラーの様な冒頭から現代に移り、バターの丸齧り(笑)。パラサイト物定番?の展開が
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.0

コメディの皮を被ったクライムヒーロー作品。

冴えない中年オヤジが神の啓示を受け、犯罪者をボコるヒーローに……。
最初は素手、次にパイプレンチ、最後は銃器や爆弾と、まるで人類の進化の過程をなぞるかの様
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ミラーズ2(2010年製作の映画)

3.0

“2”だが続編では無く「鏡の怨霊」テーマで競作したような作品。監督や脚本も別だし、キャストにも共通点は無かった。

グロさはアップしていたが、恐さはダウンしており、ホラーとしては前作よりも劣る感じだっ
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ミラーズ(2008年製作の映画)

3.5

オーソドックスな悪霊?ホラー映画。

キーちゃんの顔を見ると『24』シリーズを思い浮かべるが、幸いにも未視聴だったので然程気にはならなかった。

疑問点は幾つか有るものの、そつなくまとまった作品でした
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キネマ純情(2016年製作の映画)

3.0

スプラッタキング井口昇監督による井口昇ファンの為の井口昇アイドル映画(笑)。

井口昇監督自らがプロデュースしたアイドル女優グループ「ノーメイクス」。
流石と言うか意外と言うか演技上手い……って、演技
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ライヴ(2014年製作の映画)

3.0

多数の作品が映像化されている山田悠介の『ライヴ』を元にした井口昇の映画。

原作の映画化では無く、小説『ライヴ』を読んだ犯人が、小説そのままのデスレースを行なうと言う、ある意味ひじょうに危ない内容の作
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ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.0

黒沢清初期作品。
話によると、日活ロマンポルノ映画として製作されたがお蔵入りになった作品に、追加撮影再編集して一般公開した作品だそうです。

劇場で昔、観た事が有り「???、解らん」と思いました。
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リーカー ザ・ライジング(2008年製作の映画)

3.0

『リーカー 地獄のモーテル』の続編。

前作はネタバレを警戒して隠そうとする展開だったが、今回はネタがワレているのを前提にした展開になっている。

リーカー誕生エピソードから始まり、前作の後に繋がるス
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リーカー 地獄のモーテル(2005年製作の映画)

3.0

オチはまァ良いんだが、オチに辿り着く迄の展開が今一つ面白味に欠ける。

ホラー作品のオチとしては目新しいモノでも無いので、オチに至る展開がコレでは何とも言い様が無いだろう。

観終わって、なる程それで
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空中庭園(2005年製作の映画)

3.5

恐くて薄気味悪い作品でした。

ホラー映画では無いのに、ホラー映画の様な不気味な雰囲気と心理的な恐怖感が有りました。

冒頭から漂う、一見普通で有りながら絵空事の様な嘘臭さが覗える、家族の空気感。
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カーテンコール(2004年製作の映画)

3.0

邦画の黄金期、映画と映画の間を繋いだ幕間芸人の人生を描いた作品。

前半は昭和30年代から40年代前半の回想を中心に展開し、映画の華やかな時から衰退する様子を描いている。
後半になると、人気者だった幕
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