夢野猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.5

メイジー(オナタ⚫アプリール)の可愛さでスコア割増し(笑)

両親の身勝手さ(離婚、再婚)に翻弄される6歳の少女の物語を子供目線で淡々と描いた作品。

母親はロックシンガー、父親は絵画ディーラー。経済
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東海道お化け道中(1969年製作の映画)

3.5

『妖怪百物語』『妖怪大戦争』に続く大映妖怪三部作最後の作品。

劇場公開時に『ガメラ』シリーズの一作と併映だったので多分劇場で観ているはず(笑)
何故かサイコロ博打のシーンだけ覚えていた。

任侠人情
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.0

矢口監督長編二作目。

ひょんな事からヤクザの金を手にした、石田ひかり演ずる看護婦(当時表現)が安藤政信演ずる青年と一緒にヤクザ達から逃げる話。

全体的にギャグも緊迫感もゆる〜い感じで、たいした作品
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.5

性病感染防止キャンペーン映画(笑)

「ヤレば移って助かる」と言う割に、ヤッても「まだ視える」とか言ってるし(笑)

ナンパしてヤッたのか? ボートの男達とは? 街娼は?
意味有りげなカットが有る割に
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ランゴ(2011年製作の映画)

4.0

劇場版よりも10分程長い完全版を吹替えで視聴。

凄い。キッズ向け作品扱いされているが、子供受けはしないだろうな(笑)

ストーリーはベタな西部劇物なのだが時代設定は現代。人間も登場するがメインは砂漠
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

「上手いんだなぁ、困ったことに」(笑)

あまり知られていない「納棺師」と言う仕事をする事に成った男の物語。

リアルな納棺を見た事が有り「映画と同じ……」と思った。

派手な作品では無いが、誰にでも
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ギミー・ヘブン(2004年製作の映画)

3.0

「共感覚」をモチーフにしたサイコサスペンス。

つまらなくは無いがそんなに面白くも無い。

群像劇では無いのに中心になる人物が、青年か少女か女刑事か曖昧に感じた。

ラストも何だかな〜(笑)

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.0

スタイリッシュなオープニング、意味有りげなカメラアングル、ノーマン⚫ベイツを彷彿させる叔父。

ヒッチコック作品を想わせるサイコサスペンス映画。

面白く無くは無いが物足りなさを感じる。

18歳の誕
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.0

手塚治虫が病床で書いた日記の最後に記された新作のアイデア『トイレのピエタ』を原案にした作品。

癌で入院した男がトイレにピエタを描く話し。

原案には無い女子高生を登場させて、話を膨らませようとした様
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.0

エレン⚫ペイジが16歳で妊娠した今時女子高生?を、淡々と演じているのは上手いと思う。が、作品としては展開が日本的(個人的)感覚に合わなかった。

お前らドライ過ぎるだろう!

面白い良作何だけど、何か
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.5

一流ホテルの従業員と言いながら実はラブホの雇われ店長をしている男とプロミュージシャンを目指す女。
不法滞在しながら自分の店を持つ事を目標に金を稼ぐ韓国人カップル。
訳有な中年男女。
この三組のカップル
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.5

ラストを知ればもう一度観たくなる……残念、私はなりませんでした(笑)。
挿入歌を聴くためにもう一度観ても良いかなと思う程懐かしい曲が目白押しでしたが(笑)

早い段階でネタの予想が付き、Bサイドに入っ
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.0

原作、杉浦日向子。制作、プロダクションI,G。監督、原恵一。声優に人気?俳優を起用。と、豪華なのか地味なのかよく解からないスタッフ&キャストに依る、葛飾北斎の娘を主人公にした、地味なアニメ作品。

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夏休みのレモネード(2002年製作の映画)

3.0

宗教に関してはよく知らないので、キリスト教とユダヤ教で何が違うのかが解らず理解でき無い部分が(笑)

カトリック系の学校に通う少年がユダヤ教のラビの息子を改宗させ、天国に行けるようにしようとする話し。
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リピート 〜許されざる者〜(2009年製作の映画)

3.0

サスペンス映画。
少女が誘拐され父親が探しまくり無事見付けました。と言うお話し(笑)

まァそこに、カルト宗教の儀式や父親の謎の過去何かが絡んで展開して行く訳です。
で、ラストで拍子抜けハッピーエンド
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.5

「情けは人のためならず」
人の為に何かをすればいつかは自分にかえってくる。

一寸、違ったか(笑)

何か一寸した事で人は変わる事が出来る。だからその為の手助けをする。そして助けられた人が、また誰かを
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ロボジー(2011年製作の映画)

4.0

矢口監督お仕事シリーズ(笑)今回は技術畑、ロボット開発のお話し。

深読みすれば老人問題とか企業偽装とか色々有りそうなストーリーですが、ソコは矢口監督作品なので軽く笑い飛ばして楽しめば良いよね?

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スターダスト(2007年製作の映画)

3.0

王道ファンタジー。
劇場公開当時、他のファンタジー系作品が目白押しだったので余り話題にならなかったが、かなりの秀作。

主役コンビに華が無く、脇役が豪華過ぎて喰われてしまっているのが残念(笑)

某ネ
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ピクセル(2015年製作の映画)

2.5

金曜ロードショー吹替え放映を視聴。

グラチャン男子を視聴した後、そのままの流れで観た(笑)

世代的には「パックマン」「ドンキーコング」等のアーケードゲームのもう一つ前、喫茶店で「インベーダー」なの
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

4.0

矢口監督作品で一番好きな映画。

ストーリーは単純。展開はハチャメチャ。だけど面白い。

出演作品数は多いのに主演作品が殆ど無い女優さん(笑)西田尚美の初主演映画。

低予算作品なので色々突込みはある
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.5

矢口監督による『ウォーターボーイズ』と同じ、青春部活物。今回は女子編(笑)。

水泳と音楽、男子と女子、夏と冬。更に、安価な水着と高価な楽器。
共通点は練習場所が無い位で、真逆とも言える設定ながら展開
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.5

矢口作品にしてはギャグが軽めっぽい感じがするのは、ANA全面協力と言う大人の事情かな(笑)

前半は1980便が出発するまでの空港内を舞台にしたお仕事紹介。
中盤が1980便機内でCA。
終盤は「大空
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バトルシップ(2012年製作の映画)

2.5

TV放映で「そう言えば、コンなの有ったな」と……。

冒頭部分でいきなり↘。どう見ても、電波通信には見え無い。ビーム砲だろ(笑)

更に「世界面白事件 防犯カメラが見てました」で、借り間違いしたのかと
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マタンゴ(1963年製作の映画)

5.0

土屋嘉男さんが亡くなられていた、との事で追悼鑑賞。

封切時に劇場で観て、類に漏れず“マタンゴ症候群”(勝手に命名(笑)。キノコ嫌いトラウマ)になったカルト作品。

『ゴジラ』が破壊やスペクタクルの“
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

3.0

劇場作品の番宣用ドラマ。

概ね番宣用ドラマはつまらないのが当り前だが、コレはまだマシだった。

映画の前日譚、犯罪の予行演習と言うストーリーだが、監督も俳優も(犯人のカエル男ですら)映画とは違う。
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.0

最初は面白かったのだが、犠牲者の関係性が判った辺りからだんだんと……↘。

引き籠もりニートでも指名されると拒否せずに裁判員やるんだ。ってキャラとしてブレてないか?

三人目から五人目まで立て続けに見
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.0

『スター・トレック』をパロったSFコメディの傑作。

ストーリーの出来が良いので『スター・トレック』を知らなくても十分楽しめる。

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.5

重い、暗い、救いが無い。三重苦な作品。
おまけに監督さんが芸術的映像をコレでもかと繰出すから(笑)

殺人犯の責任能力を問う法廷ミステリーで、ストーリーは単純なのだが、出て来る人達の殆どがまともで無い
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怒り(2016年製作の映画)

3.5

面白かった。
濃縮された二時間半でした。

ま、これだけの役者を集めてるんだから当然の結果とも言えるんだけどね。

ただね〜。犯人が必要だったのかな。

悲惨な殺人現場から始まり、怪し気な男が三人。そ
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やかまし村の春・夏・秋・冬(1987年製作の映画)

4.0

『やかまし村の子どもたち』続編。
前作のラストシーンから始まり、駆け足で秋が過ぎクリスマス→年越し→イースター→エイプリルフールと、季節毎の催事が綴られて行く。

前作同様、大きな出来事は何も起らない
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やかまし村の子どもたち(1986年製作の映画)

4.5

展開に起伏が無く、アクションも恐怖も謎も何も無い。
只々、牧歌的な子供達の夏休みを眺めて癒される為の映画。

“村”と言っても、三家族プラスアルファ、総勢20人に満たない、飛地集落の様な感じで、総数の
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

昨日まで一緒に暮していた人が、突然居なくなる。
長年共に暮らしていたのに何も知らなかったのだと思い知らされる。
喪失感、戸惑い、罪悪感。
そんなお話でした。

初めての監督さん(多分)で原作から脚本ま
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CUTIE HONEY TEARS(2016年製作の映画)

2.0

薄々判ってたんだ、出来が悪いだろうなって。
「キューティーハニー」と言いつつ「キューティーハニー」とは名ばかりの別物だ、とも思っていました。
だからダメージは有りません(笑)

あ、スコアはハニーじゃ
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じんじん(2013年製作の映画)

2.0

駄作。レビュー高評価だったので借りたのだが……。

おそらく企画としては「絵本の里」を知って貰いたいと言うご当地映画なのだろう。
なのに何故か主人公が“寅さん”をコピーしたキャラ設定で松島に住んでいる
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オー・マイ・ゼット!(2016年製作の映画)

3.0

映画じゃ無くて舞台劇ならもっと面白かったかも知れない。
あるいは、高い演技力の有る役者がやっていれば(笑)
イヤ、下手じゃ無いんだけどねぇ。一寸会話芝居を熟すには力不足かな。

途中で先の展開が予想出
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.0

当初タイトルからアイドルの青春恋愛物だと思っていた(笑)ので観るつもりは無かったのだが、フォロー連でかなりの高鑑賞率&高評価なので観てみました。
すみません、青春恋愛物じゃ無く、御涙物だったんだね。
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