すぎもryさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

すぎもry

すぎもry

映画(913)
ドラマ(0)
アニメ(0)

絞死刑(1968年製作の映画)

-

久々に自分の常識をひっくり返されるような心地悪さのある映画だった。めちゃくちゃ面白い。

ユンボギの日記(1965年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

途中までは朝鮮戦争の落し子の貧困についての話だと、どこか対岸の出来事に感じていた。しかし日本の植民地支配に対するナレーションによって視点がグッと変わる。主人公が急に自分の中に入ってきたような気がしてハ>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.5

季節がひと回りするだけの映画だけど、ほんとうに暖かい視点がある。

自分以外の存在って同じ時間に生きてるようで、実は違う時間軸にあるような感じ。色んなものが自分の意思とは無関係に、自分の前を通り過ぎて
>>続きを読む

散り行く花(1919年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく全て美しい。リリアン・ギッシュの憂いに満ちた笑顔が素晴らしい。笑わない女性が笑うのはルビッチのニ◯◯カに引き継がれる。リリアン・ギッシュが見せる多様な表情の前では、グレタ・ガルボのあの笑顔はワ>>続きを読む

忘れじの面影(1948年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

最初で最後のデートのシーンが堪んないな〜デートなのにあんまり喋んない所もまた良い!カメラワークで説明しちゃう感じ!!!とっても映画的!!

「あなたに何も要求しない女でいたかったの」に凄く共感。自分は
>>続きを読む

三十九夜(1935年製作の映画)

3.7

超面白いんだけどヒッチコックのオチっで毎回しっくり来ないんだよな〜

オルフェ(1950年製作の映画)

4.2

SM映画だ!!!!!とにかく女王様(死神)が美しい、、、、
鏡の中に入るとか突然人が姿を消すとか、映画にしかできない表現がたくさんあって面白かった
美人と野獣みたいに、また煙に巻かれたようなラストだっ
>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.5

良い〜〜〜〜チャップリンみたいにほとんど喋らないから、サイレントでもいいのでは???って思ったけど、ビーとかガチャガチャとかブーとか生活音が終始鳴ってた

あの友達の奥さんがずっとケラケラ笑ってんのが
>>続きを読む

美女と野獣(1946年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで見た映画の中で1番美しい映画だった。ディズニー映画の魔法ってロマンティック過ぎてでどこか肌に合わないけど、この映画の魔法は掴み所のない怖いものとして描かれてて面白かった。映画にしかできない、映画>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.1

寝落ちするたびに戻してやっと完走!!!
言葉追ってるだけで難しいし疲れちゃう

愛は非論理的、みたいなのイイね〜

自販機からメルシーって出てきたところが1番好き、かわいいから

8 1/2(1963年製作の映画)

5.0

スゲ〜〜こんな映画あるのか、、、自虐がいっぱいあって面白かったし、自己分析スゲ〜〜しこれ遺作じゃないのかよ

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

-

こういう風にならないようにしよ〜別にエモくもなんともないし、辛いだけだよ

てか、ビートルズ関係ねーのかよ家にターンテーブルあったけど

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.3

吉蔵いちいち色気があるし優しいな、、、定の死んだような目と吉蔵の穏やかで落ち着いた目の対比が素晴らしい。

所々に配置される赤色がとても印象的。
誰がなんと言おうと戦争が始まろうと、世界は2人ぼっちな
>>続きを読む

チート(1915年製作の映画)

3.0

オールドなハリウッドで日本人が活躍してたなんて!!!早川雪洲めちゃくちゃ顔がキレイ。歌舞伎役者顔かも。
ニヤリと口元をほんの少し動かす仕草が艶やかな悪のイメージにピッタリ。白黒でも障子に血が付いて破れ
>>続きを読む

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 
スコアなんてつけるのも憚られるくらいに感動した。映画はこんなにも豊かな表現ができるなんてびっくりした。映画そのものが、より好きになった。

何回も何回も見たい映画。歳を取るごとに思うことも違うだろ
>>続きを読む

霧の波止場(1938年製作の映画)

5.0

生涯ベスト・ワンの映画に出会ってしまった、、、、、、、

この映画を表現する為の言葉は持ち合わせていない、、

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.7

貧乏人の物を貧乏人が盗むのは、誰を責めればいい??私は今日を生きる為に隣の人を蹴落とすことができるだろうか??

ハッピーエンドなんてのは物語の専売特許であって、彼ら親子には無い。

自転車を盗むか盗
>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.7

なんも内容無いんだけどそれがいいんだよね〜交差しそうで交差しない人たち

禁煙止めたくなる映画ばっかりで困っちゃうな

オペラハット(1936年製作の映画)

3.3

最後は民衆VS腐った金持ちの野郎ども、の構造に持っていくのはいくらなんでも単純化し過ぎでは??彼の’41年の「群衆」の毒のある表現の方が好き。とはいえ戦前ハリウッド映画は民衆って言っても白人しかいない>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.9

クソおもしろ!!!!!!!!今まで見てなくてごめん〜

あのテーマ流れた時に鳥肌立っちゃった

スターリングラード攻防戦/なぜ我々は戦うのか: バトル・オブ・ロシア(1943年製作の映画)

4.0

ネトフリの戦中プロパガンダ見んの超楽しい〜ロシア人がナチスと戦争したときめちゃ苦労しただろうから、戦勝記念日とかの意味合いって凄い大きいんだろうな

マンディンゴ(1975年製作の映画)

4.0

内容ほんとしんどいけど、主人公が足が悪い設定が最高
今めちゃくちゃ見とくべき映画だと思うんですけどどうですかね?

薦めてくれたオカダくんありがとう

大いなる幻影(1937年製作の映画)

3.6

理想はとっても崇高だし、こうあれば素晴らしいけど、、、こんな甘く無いんじゃない?

ルノワールの奥行きのある画面はスゲー良かった

望郷(1937年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

★★★★★★★★★★

映画見て久々に泣いたしこれ以上あるのか??ラストシーン特に!!若いジャンギャバンも最高だし、カスバの猥雑な雰囲気もたまらなかった

邦題の「望郷」も神邦題

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

哲学とかを偉そうに垂れ流す男たちより、清々しく自分の感情に従って生きてるナナの方がステキ。男がいかに愚かか。

ショートのアンナカリーナも美しすぎ〜

裁かるゝジャンヌ、突然炎の如く、が出てきたのは女
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

え〜!?あの女の人関係無いの!?ってかイマイチこの映画がピンと来なかったのはわたしの理解が浅いからなのかな〜

怪しい路地の裏口から入って、お花屋さんに行くところが好きだし、テクニカラーのお花の色って
>>続きを読む

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

5.0

ジャンギャバンの渋みをひたすら味わえるフレンチ・サスペンス。彼のセリフの少なさが存在感を際立たせる。ジャンヌモローも本当に美しい。金と仁義と女、重く切ないマフィア達の悲哀をどうぞこの一本で。

マフィ
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後までおとぎばなしで楽しかった〜

常に左右対象に綺麗にフレームが作られててスゲー〜し、特にエレベーターの真っ赤な色合いが好き!

形あるものはいつか無くなっちゃうけれど、思い出は消えないん
>>続きを読む