aさんの映画レビュー・感想・評価

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.8

字幕がしっかりとジョジョで、細かい所まで作品を大切にされているんだと感動した。

これが魅力なのかもしれないが、私にとってはもう少しスピード感がある方が、「ジョジョらしい」感じがするのではないかと思っ
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.2

スマホに多くの写真が残っているけど、手元に残る形で記憶を残しておくのも大切なのかもしれない。
3.11の時、このような活動があった事を初めて知った。ボランティアをしていた方も、受け取りに来た方も皆さん
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.9

今まで見なかった事を後悔するほど素晴らしい作品だった。ディズニー作品の中で最も好きな作品の1つになった。

まずは、ミラベルの心の広さを尊敬した。
特別な力を持つ家族が称えられる中、卑屈にならず家族の
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.5

魔法のある世界にも関わらず、主人公への救済として直接的に魔法が使われない作品は、私にとっては目新しくとても驚いた。
ただ、あと一歩で好きな作品だと思いそうな雰囲気を感じながら、その一歩を超える事ができ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

動植物が主人公に歌って語りかける姿や、キャラクターの勇気と努力に魔法の力が加わって世界が好転する様子等、私が好きだった「ディズニーらしい」作品でとても面白かった。

また、本作では「昔ながらの物語」の
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.9

『ウィッシュ』の前に上映された吹替版にて本作を見た。

ディズニーを見て育った私にとっては、次々とキャラクターが出てくる度に当時のワクワクしながら見ていた気持ちが蘇り、嬉しさと懐かしさで終始泣いてしま
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

まず、怖かった。
事前情報0で観に行ったのだが、私はホラーが大の苦手なので、途中まであまりにホラー要素が強すぎて、「こんな世界観なんて聞いてない」と観に来た事を少し後悔するくらいだった。
恐らく眞人は
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.2

公開当時、海世代の横浜出身祖母と観に行って、まだ幼かった私は内容はよく理解できなかったが、祖母が興奮したように「あ、あの道!知ってる道!すごいねぇ、おばあちゃんが通ってた場所だよ。この絵を描いた人もあ>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.0

幼少期に観た記憶殆ど無いから、初めて観たような物だった。

まず、私が考える力が無い事が悪いのだが今の私にとっては、2時間弱の映画にしては情報量が多過ぎた。
見た事のない世界で見た事のない生活を送る人
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.5

幼少期に『くまのプーさん』が本当に大好きで、過度な表現でなく、数えられる回数ではない程繰り返し見ていた為、一番初めのナレーションを聞いた瞬間から号泣してしまった。
絵本のようなシーンやナレーション、台
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

制作陣の詰めが甘くないだろうか。よくあれで30年間騙せてたな、とういうのが一番の感想だった。

勿論、フィクションだと言うことは分かっているが、インタビューシーンで「批判的な意見は少数」という台詞があ
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ドギョム:アーサー王への軌跡 ~韓国ミュージカル『エクスカリバー』~(2022年製作の映画)

3.5

私はSEVENTEENのファンなので観に行ったが、インタビューメインではなくミュージカルの総集編という形だった為、ぜひミュージカル好きの方にもご覧いただきたいと思ってしまった。
もちろん、ファンではな
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.5

どのようにしたら、ここまで巧妙なトリックが思い付くのだろうか。ずっと、どこから騙されているのか考えながら見ていたのに、全く分からなかった。
「あ、そういう事?!」と思い、また最初から見直したくなる。全
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.3

高校生の時に一度観た事があったが、内容はよく覚えておらず、杏奈にあまり良い印象は持っていなかった。
しかし、大人になってから観ると、中学生が生きている、閉鎖的で小さな世界で孤独感に苛まれていた少女が、
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毛虫のボロ(2018年製作の映画)

2.3

私は虫が苦手なので本当に驚いた。
動きがすごい。本当に。気持ち悪いくらいに。
水分の描写などが美しかった。人間からの目線では絶対に見えない世界だった。

スコアは、作品が面白くないという事では全くない
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.3

十何年ぶりに見た。幼少期に見てた時の感覚がきっと今でも残っているのだろう。
私は姉がいて、母曰くメイちゃんのような性格だったらしいので、「お母さん」のように振る舞うお姉ちゃんに蚊帳の外にされる、怒りや
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SEVENTEEN POWER OF LOVE:THE MOVIE(2022年製作の映画)

-

ライブの4DXって何?と思っていたら、自分がアイドルと一緒に踊っていた(椅子が動いてただけ)。
アイドルがアップになると華やかな香りがして、格好良い、楽しいを超えてとても面白かった。
別のコンサートな
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.4

幼少期に見てから十何年ぶりに見たため、ほぼ初見だった。
一番の感想は、パズーをはじめ登場人物の異常な怪力と体力と運動神経に驚いた。彼らの超人的な力があれば、ラピュタの最先端の科学力などいらないのではな
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.7

何より映像が美しかった。スマホの画面で視聴したが、この美しさなら映画館で体験したかったと思うほど、惹き込まれるような映像美だった。
また、人間関係のいざこざを戦闘ゲームで表現したのは、ユーモアがありと
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.2

圧倒的世界観とそれを作品として存在させる圧倒敵映像美で、最初から最後まで頭の中がぐちゃぐちゃだった。まるで、本当に悪夢を見ているようで、目を覚ますために何度か見るのを辞めようかと思ったくらいだ。

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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.2

Skypeの音がトラウマになりそうだ。
この映画をきっかけにチェコの警察が動いたように、日本の警察も少女達が巻き込まれている数え切れない程の犯罪の加害者を罰するだけでなく、そもそも犯罪が起こらないよう
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

いい意味で「どこから騙されてる?」と、種明かしシーンまで感動しきれないが、種明かしされてからは、爽快さと感動を一気に楽しめた。
「私達は何にでもなれる」という言葉がコックリの運命を変えたように、彼女は
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.0

仲間が天国か地獄か、雲のような物に取り込まれていく中で、自分は共にできずただそれを見続ける事しかできなかった。状況が状況とは言え、自分が仲間を「見捨てた」罪を背負いながら生き続けなければならなかったた>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

最後に見てから10年以上経っており、以前見た時はあまりに幼かったため、物語の内容や台詞をここまでしっかりと理解できたのは初めてだった。

ノスタルジックな美しい映像を見て、その世界観に憧れを抱いたり感
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.3

中学生の時、映画館で見た時は「よく分からない、ジブリなのにファンタジー感があまり無い作品だな。」と思っていた。
しかし、大学で19-20世紀の日本の政治などを学んだ上で観ると、中学生の時とは印象が全く
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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.6

人間が圧倒的な力を付け自然を征服したと思っても、自然はその何倍もの力で人間を懲らしめる。という、今の私達が日々経験している出来事が、とても美しく神秘的に描かれていた。

自然災害を完全になくす事は無理
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.0

菅政権ではどのような人物が中心になっているのか、今の日本では何が起きているのかなど、ポップな映像で分かりやすく解説されていた。

私が行った映画館では、若者の姿も多く見られ、広い世代が政治について話す
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アラジン(2019年製作の映画)

3.8

約10年ぶりに「アラジン」という作品に触れた。
体が勝手に揺れるような馴染み深い楽しい音楽と、華やかでエキゾチックに描かれたイスラーム文化などは、一瞬たりとも見飽きる瞬間がなかった。

また、ジャスミ
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.0

高畑さんや斎藤さんの歌唱力に圧倒された。ぜひ、お二人が出演されているミュージカルを観てみたいと思った。
ただ、この作品をミュージカル調にする必要はなかったのではないだろうか。

まず、主要4キャラクタ
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天気の子(2019年製作の映画)

1.5

変わってしまった「日常」を受け入れて、新しい「日常」の中で生きていく。というメッセージが、偶然にも公開されて約一年後の、コロナ禍の私たちにとっては、受け入れるべき大切な事なのだろうなと思った。

『君
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.1

私は、ほとんどお菓子以外の物を口にしない程の砂糖中毒者である。
だからこそ、何か考えが変わるかと思い、この作品を見た。

監督が体を張り、様々な科学的根拠に基づいた、砂糖の危険性を紹介して下さり、とて
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.3

穏やかな雰囲気の映画だった。
一人ひとりが「自分の世界」を大切にしているからこそ、「相手の世界」も尊重しあえるんだなと感じた。
私が「言葉の海」で溺れずに、日本語と生きる事ができているのは、このような
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映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)

3.0

「映画刀剣乱舞」について、「刀剣乱舞」における〈時の政府〉について、ゲームも舞台も追い掛けてたオタクだからこそ持ったしんどさについて、順番に書きたい。

私は日本史、特に戦国時代は必要最低限しか勉強し
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何者(2016年製作の映画)

3.8

「就活」に翻弄される就活生は、傍から見ると、舞台の登場人物に見えるのだろうか。その舞台においても「主役」になれるのは、一握りの学生だけなのだろうか。

履歴書、ES、WEBテスト、筆記試験、グルディス
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劇場版 どうぶつの森(2006年製作の映画)

3.0

優しいお話だった。
「チェリーパイを持ち腐れさせるのではなく、シェアをして美味しく食べきる事が大事」のような事をサリーが言い、あいちゃんはずっとこの言葉を心に留めていたが、本当に大切な考え方だなと思っ
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