鉄塊のごとき大剣を振るい「贄」の運命に抗い続ける黒い剣士・ガッツ。
失踪した愛する者・キャスカを追う彼は、やがて聖地アルビオンへと辿り着く。
法王庁の教義に縛られてガッツを追うファルネーゼと従者セルピコ、ガッツの技を盗もうと同行するイシドロ、立ちはだかるモズグスら超越者たち。
数多の出会いや死闘を経て、ついにガッツはキャスカとの再会を果たすのであったが…。
激化する戦いに呼応するかのように、救いを求める人々の願いが聖地に渦巻く。
その想い、その命は、世界が求めし存在・グリフィスの顕現をもたらした。
それは、人と魔が交じり合う新たな世界の兆しでもあった!
長い激戦を切り抜け、アルビオンを後にするガッツ。
大切なものを「喪失わない」と決意を固めるが、新たな試練、新たな戦い、
そして新たな出会いが彼を待ち受けていた――。
「黄金時代編」3部作に続いて、「断罪の塔編」をメインにした「ベルセルク」アニメシリーズ。
「黄金時代編」で仲間を生贄にゴッドハンドとなったグリフィス。仲間を無残に喰い殺され、片腕片目を失ってグリフィスと使徒への復讐を誓う黒騎士ガッツ。
黒騎士を追う聖鉄鎖騎士団の団長ファルネーゼ。
神への狂信的な信仰のため異端審問を繰り返すモズクズ。
「断罪の塔」と呼ばれる聖アルピオン修道院で、ある一つの因果律が結ばれる。
モズクズにより火炙りにされそうになるキャスカを救うため、ガッツは聖アルピオン修道院に乗り込む。
ガッツと地獄の犬ケルベロスや使徒擬きとなったモズクズの部下やモズクズとの壮絶な死闘、黒騎士ガッツとエルフのパックの絶妙な相棒関係、ガッツとファルネーゼの共闘の中でファルネーゼが自らの闇や信仰と向き合ってたどり着いた気づき、圧倒的な絶望的な状況でブレず「もがく者」であり続けるガッツや自分の妹分を見捨てないルカの力強い生きざまと平沢進の劇中歌や主題歌が、心熱くするダークファンタジーアニメ。
