機動戦士Zガンダムの42の情報・感想・評価

エピソード42
さよならロザミィ
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あらすじ
アーガマはラーディッシュとともにサイド2に進路を向ける。 ティターンズが再びサイド2に毒ガス攻撃を仕掛けるという情報を入手したためであった。 一方、ドゴス・ギアに戻ったロザミアは同じ強化人間であるゲーツ・キャパとともに可変MA、バウンド・ドックのパイロット訓練と意識調整を受ける。 サイド2宙域に到着したアーガマはティターンズのMS隊と交戦する。アーガマ隊の迎撃に送られたロザミアは、13バンチコロニーでカミーユと出会う。しかし、サイコミュに支配された彼女は、すでにカミーユが知るロザミィではなかった。 カミーユの呼びかけに応じることなく、彼の前から去るロザミア。 アーガマ隊はサイド2への毒ガス攻撃を阻止することに成功するが、この攻撃はバスクの陽動であった。グリプス2のコロニーレーザーは着々とグラナダを照準に捉えるため接近しつつあった。
コメント9件
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「何故だ? 誰が君をそんな風にしたんだ? もうアーガマには帰って来ないのか?」(カミーユ・ビダン) ティターンズのコロニーレーザー、グリプス2はグラナダを狙っていて、それはグラナダでも分かっているので、退避活動が盛んに。 エゥーゴはそれを迎撃すべく、アーガマとラーディッシュをサイド2方面を出撃。 アーガマ内ではハサン医師がロザミアの検査結果を説明、間違いなく強化人間であるもの結論。  「人類が自然にニュータイプになるのを待つより、造れるならば、、、」 とのハサン医師の意見を、そんなのNTじゃない!と激昂して却下するカミーユ。 ロザミアに情が移ったというよりは、ロザミアとある種のNT的な共感をしてしまっていて、彼女を切り捨てられなくなっているのかな。 アムロとシャアとは違い、カミーユはフォウやサラ、ロザミアといった人工的に作り出されたNTと出会い惹かれてしまい、しかも、アムロにとってのシャア、シャアにとってのアムロみたいな、正対する相手もいない状況であったため、誰にも何もぶつけられず、己の中で消化せざる得なかったのは、彼にとっての悲劇だったかも。 そして、フォウもサラもロザミアも、「エゥーゴのNT」を潰すために、ティターンズ上層部により意図的にエゥーゴに接触しやすいように配置された節があって、だとしたら、効果は覿面です。 強化人間という考え方自体を受け入れられないカミーユと違いシャアは、 「それを待っていたら、地球は人類の手で汚れ切って死に絶えます」 と強化人間の価値をある程度認めています。 この辺が屈折していて、アムロやカミーユ、シロッコと比較して、自身をNTのなり損ないであると自覚しているシャアは、それでも「人類全体がNTになるために」という思いから、強化人間は認めていて、CCAでもNT研究所をこしらえてます。 「宇宙に上がればみんながNTになれる」という父の考え、悲願を達成するために地球へのアクシズ落としを画策したのがCCAですが、実はあの時、ネオジオンで1番強力だったNTは、地球生まれの地球育ちで、地球連邦政府高官の娘クェスだったというのは本当に皮肉の話です(詳しくは「逆襲のシャア」のレビューで)。 ティターンズではロザミアが新型MSバウンド・ドックのテスト中。機体制御系にサイコミュを搭載している機体で、ロザミアもお気に入りの模様。 このバウンド・ドック。 メチャクチャ変形しづらいし、ガンプラ化出来るの?と思ってましたが、最近のガンプラはマジ凄いです。完全変形可能なキットでてますね(笑)。 ロザミアの上司でもある強化人間ゲーツ・キャパ大尉も登場。 強化人間としては珍しく、精神的に安定した感のある二枚目の男性で、NT研技術者のローレン・ナカモトと二人三脚でロザミアを調整してたりします。 バスクはグリプス2をグラナダに向けようとしますが、ここでアレキサンドリアの妙な動きをキャッチ。 前回の毒ガス作戦に反対だったガディ艦長は機関部の故障を口実に合流しないでグリプス2に向かうとの事。 その動きを不審に思ったバスクはドゴス・ギア自体をグリプス2に向かわせ、アレキサンドリアに先んじてグリプス2を抑えにかかります。 これ、実に妙な動きで、第29話での毒ガス攻撃はガディは乗り乗りで反対したのはヤザンでした。 このタイミングでガディが反対するのって変なんです。 前話のの毒ガス作戦は、29話と違って、実は陽動のための前振りで、これからやる毒ガス作戦を本気に見せるための伏線に過ぎないんです。バスクの真意は毒ガス作戦を立て続ける事で、エゥーゴの戦力をそちらに集中させ、その隙をついてグリプス2を移動させることです。 手段はかなり非道ですが、キチンとした作戦で、これをガディが拒否る理由がよくわからない。陽動の前振りくらいで毒ガスを使うな、という事なのかなぁ。 どちらにせよ、反対派のガディがグリプス2に向かうのは、バスクの手からコロニーレーザーを奪取しようという思惑が見え見えで、バスクも警戒してます。 で、ゲーツとロザミア達を残して、グリプス2へ移動。 残った戦力はサイド2の13バンチは毒ガス攻撃開始。 サイド2の市長さんが29話に続き再登場しますが、今回は徹底抗戦する模様。コロニーレーザーを撃たれたら、毒ガスを撒かれたり、最近のサイド2は酷いやられようですしね。 エゥーゴからはアーガマ、ラーディッシュ2艦からMS隊発進。 早速戦闘開始ですが、早々にロザミアのバウンド・ドックからファを救うカミーユ。 ロザミアに気づいて必死で説得。 コロニー内部での説得でなんとかロザミアを止めます。 コロニーの外ではシャアが毒ガスボンベを止めたりと、ガチ戦闘中ですが、カミーユとロザミアだけのんびり過ごしてます。 カミーユはフォウの事までロザミアに話してますね。 動きのなくなったロザミア機を探して、コロニー内に入るゲーツ機。 こちらもサイコミュ搭載機なので、出力上げて、直にロザミアに働きかけます。 シャアの百式も到着しますが、ここでロザミア覚醒。 ロザミア機の攻撃を神業のようにかわしΖに乗り込むカミーユですが、やはりロザミアを撃てず。 仕方なく、カミーユ機を連れてコロニー外は逃げるシャアですが、コロニー外では戦力的にエゥーゴが有利。 それを見てゲーツはロザミアと共に退却。 それを見て、涙しながら上のセリフのカミーユ。 実はこの作戦は陽動で、バスクの抑えたグリプス2がグラナダを射程に納めそうな所で今回は終了。 あと8話です。
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ルマーヴェ

ルマーヴェ

ハサン先生、やってるなぁ… ナウシカの虫笛の音が(笑)
なつめ

なつめ

つまりカミーユは上・横の相手には甘ったれだけど下の相手には全力で優しい子ということなんだろうか。何にしろかわいそうね
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MrY

MrY

ん?と思ったが、やはりサイド2の市長だった。 中立コロニーのくせによく戦いに巻き込まれるな
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まー

まー

バウンドドッグカッコいいなぁ! (人゚∀゚*)✨✨✨ 度々思うけど、一年戦争以降の地球連邦政府の腐敗の仕方よ🤷🏻‍♂️🤷🏻‍♂️🤷🏻‍♂️ なにがあった?
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直木谷ヒトシ

直木谷ヒトシ

このコメントはネタバレを含みます

フォウの二の舞だけは避けたいと願っても、届くことはなかった 歪なあに・いもうとの間柄は、紛うことなき「ガンダムパイロットと敵対する強化人間」へと変わる アーガマの弟妹、そして兄を捨て、ロザミィは「強化人間ロザミア・バダム中尉」へと回帰していく カミーユ、周りに女性が結構多い中でロザミィとは関係性が一際特殊というか歪というか それでも救いたかったのは確か
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おーちゃん

おーちゃん

このコメントはネタバレを含みます

え~!(゜ロ゜) ロザミア!(゜ロ゜)
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KEiGO

KEiGO

さよならロザミィ。
スター

スター

 カミーユとロザミアとの関わり合いを軸に、物語が展開。カミーユは、ロザミアをティターンズから引き離そうとする。  今回も面白かったです。