あんへる

住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダーのあんへるのレビュー・感想・評価

3.7
あまりにも懐かしい。昔漫画版も読んでたなぁ。
というかufo製だったんだな、これ。
どうりで作画技術やら異様にリッチなエフェクトやらで定期的に殴ってくる訳だ。

基本全編を通して古典的かつ牧歌的なアクションコメディ(時代を感じるお色気要素込み)に終始する作風ではあるんだが、7話と8話が結構攻めた内容になっている。
7話に関しては明らかに異質で、作画や背景、演出のテイストなんかもシリアス寄りに調整されていた。
栗華の夢を通して過去と現在、理想と悪夢、まるで六道輪廻の世界観を唐突に作風に捩じ込んだかのような難解な映像表現。しかし一夏の花火の情緒に準えた“彼女”の人格の儚さと美しいドラマの着地点、このエピソードだけが妙に哲学的というかポエジーな内容になっているのがニクいくらい感動してしまった。
8話に関しては要するに、わかる人にはわかるシスプリ&おねティのゴリゴリのパロネタ。w

というか、植田佳奈の歌うED曲を聴いただけで懐かしすぎたのか何だか知らんが、何故か泣きそうになった。
なんか最近情緒がやべぇ気がする。←
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