ロマンに連れてゆく
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🔷80年代のSFコンテンツやヒットソングを意識した世界観と、プリキュアの精神性やデザイン性が融合した異色のシリーズ👽👽
それでもHugっと!などから続く多様性の尊重はしっかりと描きつつ、本作のテーマや世界観にもマッチさせている。
🔶藤子F不二雄を意識した描写や、いにしえのSF映画たちを彷彿とさせるネタなど、制作側におっさんの存在を感じなくもないが、、、👴👴
なんだけど、、
異色でありつつ、テーマも現代的ではあるのだが、過去作からのトレースにドラマがないためプリキュア史の断片として楽しむのは難しい。
しいていうなら、キュアビューティのオマージュに湧いたくらいですね。
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✍️キャラ総評
🔭ひかる
ひかりちゃんと名前被るねんお前。家族関連のエピソードが泣ける、父親(ムシバーン)の回は泣きそうになったし、彼女のプリキュアイズムが家柄に影響されてるって考えると感慨深いものがある。
💡らら
かわいすぎる。かわいすぎて何も頭に入ってこない。いかにも80年代チックな胡散臭い宇宙人なのに、中身があざとポンコツ少女とかいうおっさんの感性に直接攻撃してくる恐るべき女。その触角もなんだよダサ、かわいい、ダサいかわいい。
🍩えれな
褐色系金髪って、、子供向け番組なのにニッチなとこいったなと思ったらスペイン系のようで。多様性をテーマにする今作を象徴するキャラクターですね。スマプリのなおちゃんを彷彿とさせますが、自己の確立にどぎまぎしてるのが現代っ子っぽかったです。
🏹まどか
れいかと被るねんお前。実はスマプリ要素の多い今作なのですが、その中でも目立ってスマプリしてるのがこの子です。特に覚醒回はキュアビューティオマージュが効いてて最高でした。
プリキュアのお嬢様となると、あおいちゃんみたいな鬱娘を連想してしまうのですがそこまで鬱な展開もなくプリキュアしてました。
🐈⬛ユニ
変身能力と猫、、あれ全盛期のセイレーンでは??仲間になるのが急すぎて受け入れるのに時間がかかりました。でも、サバサバ系の追加戦士って場を和ませてくれるので、雑談シーンなども心温まりますね。
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⭐️まとめ⭐️
コンセプチュアルであるゆえに、他のプリキュアに比べると展開の手札の少なさが目立ちますが、子供向けにグローバリズムを訴える素晴らしい作品でした。微妙にオタクにしか分からないネタを散りばめてるのも愛らしい