あ、その反応なんだイシュタル。
なんとなくシリーズで不遇の扱いを受けてて観るの躊躇ってた本作。思ったよりは楽しめた印象です。何か特筆して悪いってよりは、アニメ的なストーリー展開で6話で終わらせてしまってため、物足りなさを感じるって部分が強い気がします。とはいえ主人公が記者って時点で若干物語の発展性も少ない様にも感じますが。
それでも光るのはイシュタルのキャラクター、ミステリアスで可愛らしいヒロインのど真ん中って感じで、美樹本さんのキャラデザも相まって惚れました。
中盤まで敵陣の重要な役割だったのに、最終6話にして急に空気ムーブしてたのがちょっと面白かったです。独りで歩いてクライマックスに到着する感じがウケます笑。逆に皆よく受け入れたな。
そして到着したら割とショッキングな場面に遭遇してるのに、これが愛なんだね！と答えに辿り着いたのには驚きました。こっちがヤックデカルチャーですよ。
でもラストはシルビーにライバル宣言もしてて、ヒビキヘの感情がなんかスッキリしなかったです。まぁ可愛ければ良いか。
本シリーズ感想ではマクロス三大要素毎回語って来ましたが、今作は何とも…、どれも悪くはないけど目立ってもいない感。バランスが良いというよりどこも要素への拘りをそれほど強くない感じ。
個人的には先述した三角関係かなーと思うところですが、割と空気だった歌要素も最終回で取り返した感もあり。メカも全体的な戦闘作画で微妙な感じはしますが、止め絵の作画とか極端に美麗だったりして、甲乙付け難い。まぁ総じて面白ければ良いか！
点数内訳
世界観:3.5
ストーリー:3.5
キャラ:4
音:3.5
映像:3.5
スコア:3.6
