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フランスを下し、準決勝へと駒を進めた日本代表。次の相手はかつての仲間、手塚を擁する世界No.1の強豪・ドイツ! 戦いを前に、アメリカとスイスの試合を視察したリョーマはそこでリョーガがチームから姿を消したことを知らされる。 一方、手塚の元を跡部が訪れ自主トレーニングの相手を買って出る。 跡部がドイツの施設に入るのを偶然見かけた切原は、跡部と手塚の姿を目撃、手塚がスパイなのでは?という疑念を持つ……。
準決勝初戦、S3(シングルススリー)。日本は鬼。対するドイツはチームNo.2と言われるQ・P。互いに正確無比なショットを打ち、さらにパワー勝負でも互いに一歩も譲らない両者。相手を圧倒する迫力で迫る剛腕の鬼に対し、観客からの声援をノイズと捉え審判に忠告をするQ・Pは冷徹ともいえるプレイスタイル。その原点は彼がテニスを始めた幼少期の頃にあった……。
「天衣無縫の極み」を発動した鬼。それはリョーマや金太郎のものとは違う「心強さ」の輝き。圧倒的有利に試合を展開させていく鬼。だが、この展開は「完璧な品質」であるQ・Pを「究極の品質」へと昇華させる結果を招く。瞬く間に流れを引き戻すQ・Pに対し「ハートに火が点いた」鬼。しかし、Q・Pの強烈なサーブを打ち返した瞬間、鬼の手首が鈍い音をたてる――!
準決勝D2(ダブルスツー)。デューク&仁王ペアに対するのは、プロのシュナイダーとボルクの弟・ベルティのペア。仁王は、平等院にイリュージョンして挑む。しかし、あらゆる選手のデータをインプットしたベルティと、シュナイダーの思わぬ技で対応されてしまう。一方、かつてリョーマが所属したアメリカ代表は、強豪・スペイン代表に苦戦していた。後がないアメリカはラルフがS2(シングルスツー)に登場。対するスペインベンチから歩み出たのは、越前リョーガだった……!
D2(ダブルスツー)はいよいよクライマックスに突入。イリュージョンを捨て、「仁王雅治」のオリジナルとして挑む仁王。これまでのデータが唯一ゼロである仁王のプレイに翻弄されつつも、徐々に押し開けるシュナイダー&ベルティ。その激戦の結末は――そして第3試合・S2(シングルスツー)。ドイツ代表は手塚国光。その対面に立つ日本代表は幸村精市!「一瞬の瞬きも許されない」戦いの幕が開く――!
「天衣無縫の極み」=「矜持の光(シュトルツシュトラール)」を発動した手塚に対する幸村。幸村は試合前夜、真田を通し切原に「天衣無縫にならなくても勝てる」と伝えていた。 幸村が手塚に対し発動したのは「零感のテニス」と「蜃気楼の鏡(ミラージュ・ミラー)」。日本代表の中学生たちの協力により生み出された2つの技で手塚に反撃に転じる幸村。 だが、王者ボルクの期待とプロへの覚悟を背負った手塚は「手塚ゾーン」と「手塚ファントム」と融合させた新技を繰り出し――
幸村と手塚の壮絶なラリーが続く。その姿をまじろぎもせず見つめるベンチの切原。 試合中の全打球と全展開を覚えていて対応してくる手塚に「君の未来、奪わせてもらう」と宣言する幸村。これに対し、「未来を塗り替えてきます」とレンドール監督とボルクに宣言する手塚。 ファイナルセットで手塚に追いつく幸村。最後の死力を振り絞った両者の激突が始まる!
準決勝別ブロックでは、アメリカ代表ラルフが今はスペイン代表となったリョーガに一方的な試合展開で追い込まれていた。 リョーガの持つ技――それは「対戦相手のテニスの能力を喰らう」というもの。 リョーガがラルフのテニスを弱体化させ、スペインの決勝進出を決める。 日本vsドイツのD1(ダブルスワン)――切原・種ヶ島ペアとビスマルク&ジークフリートペアの戦いが開始される。
ジークフリートを圧倒する切原の「集中爆発(バースト)」だが、持つのは僅か10秒。切原は猛チャージをかけた勝負を挑んでくる。だが、手塚の台頭により諦めかけていた準決勝メンバーへ選抜されたジークフリートの闘志は、やがて「集中爆発(バースト)」を抑え込み始める。さらに、ジークフリートは、切原を挑発し、敢えて「悪魔(デビル)化」させる。それはビスマルクから授けられた作戦だった――。
D1(ダブルスワン)は、両チーム共にパートナーを欠いた状態で、種ヶ島とビスマルクによる戦いが続く。リターンゲームがとれない以上、試合をタイブレークにもちこみ、サービスゲームをキープして勝利する――それが種ヶ島の狙い。だが、日本のベンチで乾が呟く――「タイブレークはまずい…」ビスマルクはタイブレーク勝率100%。「ミスター・タイブレーク」の異名を持っていた――!
土壇場で意識を回復した切原のファインプレーにより、試合はファイナルセットまで持ちこまれる。 ジークフリートも回復し、再びダブルスとしての戦いが始まる。 挑発で「悪魔(デビル)化」しそうな切原をコントロールしていく種ヶ島。 切原の「集中爆発(バースト)」と種ヶ島の「不会無(ふえむ)」が噛み合い、有利に試合を進める日本ペア。 だが、ドイツペアが発動した「存在境界(ザイングレンツェ)」により、日本ペアは絶体絶命の窮地に陥ってしまう――。
両チーム、決勝進出の行方はS1(シングルスワン)に託された。ドイツは世界最強の男・ボルク。対するは、日本代表を率いる男・平等院。 世界を武者修行として渡り歩き、猛者たちと戦いを繰り返す中で身に着けた数々の技を繰り出していく平等院。それに対応するボルク。 まさに「世界最高峰の一戦」に恥じない互角の戦い。 しかし、試合を見つめるリョーマたちは異変に気付く。平等院は、同じ言葉・同じ技。それもボルクに返された技を繰り返している……?
タイブレークへともつれこんだS1(シングルスワン)。 1つのミスが勝敗を左右する緊迫感の中、容赦ないボルクの攻勢に、「命を懸ける」気迫で挑む平等院。両者一歩も譲らないまま、ついにファイナルセットを迎える。 ベンチに戻ってきた平等院が既に限界を超えていることは明らかだった。 平等院はリョーマと徳川を呼び寄せると、「日本を任せたぞ」と2人に言い残し最後の戦いへと歩みだす――!
鬼先輩の試合うっかり泣いた仁王先輩最強🤟プピーナテニスってボールの代わりに人間打っても怒られないんすか❓デカすぎんだろ味方の幸村精市かっこよすぎる涙おめでとう幸せになってね無駄無駄無駄‼️…
デカ過ぎて見切れてんじゃねーか。ダンクマールでED笑わせにくるのやめてほしい。見切れるか遠近法で遠くに見せかけるので腹筋が壊れます。安定のテニヌで面白展開の連続、普通選手が血吐いたら試合中止な…
©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト