進み続ける、意思も運命も
〈ミカサ・アルミン達は、終尾の巨人と化したエレンと遂に対峙。
二千年前から続く運命、その幕が今閉じる。〉
2013年から続いてきたアニメシリーズは、今回をもって完結。お疲れ様でした。
終わらない戦いへ、正面からぶつかっていった者たち。 それぞれのドラマが迎える結末に、感動とやるせなさは混じり合う。
想いと矜持、否応なく向き合わされてきた地獄。逆境に立ち向かう姿は勿論だが、見え隠れする人としての"カッコ悪さ"さえも本作キャラの魅力だと感じた。
ストーリーの伏線回収力にもただ驚かされるのみ。これからも金字塔として語り継がれるであろうアニメに立ち会えた喜びがあった。エンディング映像がなんとも…
どんな言葉で表そうと不可能に近い、それほどに重厚な作品。終わってしまってここまで寂しいとは自分でも思わなかったな
もっと見ていたい。もはや語彙力は尽き果て、それだけを一番に思った。