うる星やつら！シーズン１と２あわせての評価。
いいアニメ。チルい。最近、難しい映画やアニメみれなくなっちゃった。そんな脳ミソにちょうどいい。毎週、かわいいオープニングではじまって、いっつも似たようなドタバタがおこってて、テッテレーちゃんちゃんみたいなノリで終わる。子供の頃わくわくしながら楽しみにしてたアニメみたいで、仕事に家庭に生活に溶けきった脳にやさしい。
レビューのかたちとして残すってことで、ちょっとだけ考察も。諸星アタルが、ラムちゃんに素っ気なくて他の女の子にデレデレなのなんでだろって考えてみたら、けっこう闇が深い気がして…。
僕らは、誰かに酷いことをしてしまったとき、ずっとそのモヤモヤが心に引っ掛かっているのを取り除くために、別の誰かに優しくすることで解消したりする。こういった罪悪感の代替え精算にはクセになる気持ちよさがあって、そのうち故意に酷いこと言ったりやったりしつつ、あえて目移りしてみたり。コイツは滅多なことではアタシから離れねえなって確信を持ってると、どこまで大丈夫なのか試したくなってくるのが、ロクでなしという人種。こんなに酷い僕なのに愛せますか？って試してみたくなっちゃう。
ほんと人間ってメンドクサイ。そーゆーのよくないよ。何様だよって。そんなヒトのだめさやくだらなさを、いっちょ達観したところから眺めて愛でてみませんか？るーみっくわーるどな良さってこういうノリよ。
しかし、三十路になってから待ち遠しいのが、うる星やつらとブリーチの新作ってのは如何なものか、令和の僕らはどういう時空を生きているんだろう？
