シーズン2パート1の感想のときにも書いたが刃牙シリーズと双璧を成す風呂上りビール片手アニメ最強候補の一つ。
相変わらずAさんとBさんのどっちが強いかという基本的にはどうでもいいことが中心に描かれるのだが、どうでもいいことっていうのはつまりそこにロマンがあるということでもあってその辺がヤマシタ・カズオと王馬さんとの相克を表しながら最終的にはロマンに全賭けしてしまうというのは格闘漫画としては教科書通りの展開であろう。教科書通りと言いつつ、ラストのオチはちょっとびっくりしてしまったが。何よりもキャラクタービジネスを優先しそうな現代の漫画・アニメ業界に於いてあのラストは中々思い切ったなぁ、と感心してしまった。
あとはそうだな、格闘アクションという点での映像表現はそこそこ良いくらいの印象だったが今井コスモ戦でのグラウンドの攻防はかなり良い動きしてるなぁと思いましたね。
総じて面白いシリーズだった。さらに続編やるなら見ると思う。