あのザック・スナイダーの初アニメ作品ということだが面白かった！
北欧神話をなぞりつつ現代的なテーマも盛り込みつつ、そして何よりエログロバイオレンスをふんだんに盛り込んだ仕上がりはとても良くて楽しかったな。特にエロ方面で言うなら乳首ありのおっぱい描写はともかく、ちゃんと陰毛が描かれていたのはよかった。綺麗にカットされた感じの陰毛になっていたのはちと残念だったが、本作のビジュアルデザイン的にちりちりの毛は表現しにくかっただろうからまぁ良しとしておくか。
あとはバイオレンスですね。まぁここは1話のラストが最大の見せ場だったがそれ以外の戦闘シーンでもキチンと人体が破壊されて神の前ではゴミのように人間の肉体が弾け飛んでいくという描写がなされていて満足でした。あそこまで圧倒的に強烈かつ凶悪なトール神の描写は他にはあまりないんじゃないだろうか。そこら辺、ザック・スナイダーに期待していたところでもあるので見事に期待に応えてくれましたね。
逆にストーリーは大して期待していなかったのだがそっちも悪くはなかったのは意外だった。正直中盤まではただの復讐譚で退屈だなー、と思っていたんだが5話でのロキの描き方が非常に良かったですね。ま、それはそれとしてモロにシーズン2に続く！ になったのは明確な不満点だが、面白かったので次も見ちゃうと思う。流石に次で決着はつけてほしいけどね。
