シャークウィザード

アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】のシャークウィザードのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

原作のストーリーを結構丁寧にアニメ化してくれたことに感謝。
話の都合上、カットされた所があるのも仕方ないと思う。
戦闘描写が淡々とし過ぎではと感じた所もあったが、シナリオの重さをしっかりと描いてくれたところは良き。
フロストノヴァが初登場する時のアーツの描写は原作で読んだ時から圧倒的だと感じ、アニメで見られるのが楽しみだった。氷の密度やサイズがやはり大規模で、迫力あった。
詠唱をララバイにしたのは脱帽。まさかここで流れるとは…と思ったが、過去のストーリーを振り返るとおかしくない、むしろピッタリハマっている。フロストノヴァの歌唱力も相まって、鳥肌ものでした。
ちゃんと高級ピアノが破壊されていてグッドです。
原作だと絵での表現はなかった気がするけど、アニメだとしっかりタルラとチェンの関係が描かれていてより分かりやすかったなと。
mon3tr、ビームを撃てるの忘れてました。
以前のタルラが回想という形で見られたのもよかったです。
イーノとサーシャの過去、痛めつけられた姿に演技とかなり重い。ここまで描くとは…。
ファウストの最期、過酷ながら映像の美しさもあり、心に来た。
ドクターとフロストノヴァの会話で賭けの話はカットされちゃったけど、飴のシーンは何としても見たかったため、見られて良かったです。正にイメージしてた通りで感謝の気持ちがあります。
スノーデビル小隊が人間味ある人達だったという事を明らかにしてからあの展開、分かっていたけどしんどい。
どうして戦わなければいけないんですか…?
最終決戦であの大寒波がまた迫力あり。これは撤退するのも納得。
顔も真っ白になって見ていて辛かった。抱えて歩くドクターの姿よ…。

やはり好きな作品が高品質のアニメになったのは嬉しいです。
続きも待ってます。