剣勇伝説YAIBAのアニメ情報・感想・評価・動画配信

サムライの道を目指し、ジャングルで父・剣十郎と剣の修行をしていた鉄刃（くろがねやいば）。ある日、日本に帰国し剣十郎のライバル、峰雷蔵とその娘さやかの家に居候をすることに。さやかと同じ高校に通うことになったヤイバは、そこで宿命の敵となる鬼丸と出会い、勝負を挑む。

鬼丸との勝負が引き分けとなったヤイバ。打倒鬼丸！の闘志を燃やし、特訓を開始する。苦労の末“心眼”を会得したヤイバに全く歯が立たず、鬼丸は悔しさのあまり道場で暴れていたが、道場の床に何やら隠し階段がある事を発見する。鬼丸が地下で見たものとは・・。

家の地下に眠っていた「風神剣」の魔力に魅せられ、悪の化身と化してしまった鬼丸。追い詰められたヤイバは、風神剣に対抗する「雷神剣」があることを聞き、雷神剣を守って４００年という怪老人・宮本武蔵がいる天狗岳へ向かう。

鬼丸は、風神の魔力により生み出した、手下の“八鬼”を引き連れ、国会議事堂を乗っ取り鬼丸城に変えてしまった。そして、ヤイバの元へカエル男を刺客として差し向けた。さやかをさらわれてしまったヤイバは、救出に向かうが、水中戦のため苦戦をする。

ヤイバ達は、捕虜にしたカエル男・ゲロ左衛門と山小屋にいた。すると、彼らの元に、和服の美人が訪れて来た。異様におびえるゲロ左衛門。美人の正体は、鬼丸の刺客、ヘビ男であった。

一夜の宿を求めた山里で、農民に襲われたヤイバたち。長い間、天狗に扮して畑の食物を荒らしてきた武蔵の正体がばれていたのだ。必死で逃げるヤイバたちの前に、またしても鬼丸の手下、ナメクジ男が現れた！

ヤイバたちがいつも腹ペコなのに目をつけた、鬼丸八鬼・クモ男。山盛りの料理でヤイバたちをおびきよせるが、大きな音に弱いという弱点をつかまれ、飛行船で逃げていく。そうはさせじとヤイバも飛行船に乗り込むが、闘いの最中さやかを人質にとられてしまう。

夕暮れ時、ヤイバたちの前に突然現れた新たなる敵・バットガイ。やたら英語を使うキザ野郎だが、手強く、油断した隙にヤイバは肩を噛まれてしまう。一時休戦中、満月を見たヤイバは狼男に変身してしまい、ヤイバに噛み付かれたゲロ左衛門たちも次々と狼男に・・。

またも手下の失敗を知った鬼丸は、今回はヒトデ・カマキリ・ナマコ男の三鬼を差し向けることに。一方、街ではクモ男のさしがねで、“鬼丸まんじゅう”が大流行。食べた者は鬼丸の手下になる、恐ろしいまんじゅうだという。

東京へ向かう途中、さる小島へ立ち寄ることになったヤイバたち。武蔵のかつての宿敵、佐々木小次郎の墓参りのためだ。その頃鬼丸は、手下の弱さに怒り爆発。小次郎を復活させ、手下にしようと目論む。

鬼丸の手下となることを拒絶した小次郎であったが、クモ男から“真のライバルはヤイバである”と吹き込まれ、闘志をみなぎらせる。小次郎から果たし状を受け取ったヤイバであったが、決闘の場でヤイバのせんぷう剣が小次郎のつばめ返しに破られてしまう！

剣に玉をはめ、ヤイバの中で雷神との葛藤が始まった。やがてバリバリと放電しつつ、正気を取り戻したヤイバ。雷神を打ち負かしたのだ。自在に剣を操ることはできないものの、小次郎に向かって一振りした剣からは、ものすがい雷が！

秘技「カミナリ斬り」を引っ下げて、鬼丸城へ討ち入るヤイバたち。鬼丸も、ヤイバを迎え撃つべく、四天王を復活させる。城内で鬼丸と対峙したのも束の間、落とし穴に落ちた一行は、地下水のなかで巨大なアンコウ・四天王のヤキトリ君と闘うことに・・。

新たな鬼丸の手下を倒すべく、城内を進み、森の茂みに出たヤイバたち。そこに四天王の一人、カメレオン・ボナパルトが待っていた。長い舌を持ち、周囲に同化して姿を消すことができる強敵だ。ヤイバたちはキョロキョロと、見えない敵を相手に苦戦する。

ヤイバ達の前に現れた新たなる敵、スーパーゴリラ、ブイブイ。体のサイズはおもちゃの子ザルくらいだが、その強さはスーパーマン並み！味方の劣勢を感じ取るやいなや、寝返る小次郎。雷神剣をわが物にしようと、ヤイバに剣を向けるのであった。

次なる敵は、クモ男に操縦する巨大なカメのメカ、スパイダー・カメンバ。その強大なメカパワーでヤイバを押しつぶそうとするが、雷神剣ではねのける。クモ男は、マシンを操縦してヘリコプターのように空を飛んだり、チビカメ爆弾を出動させてヤイバを翻弄する。

城の上で、宿敵鬼丸とついに対峙！！だが、鬼丸は「二人で手を組み、共にこの世に君臨しよう」とヤイバを悪の道に誘い込もうとする。鬼丸の誘いをはねのけ、二人の闘いの火蓋は切って落とされたのであった！

さやかの家の地図を手がかりに、空を飛ぶことができるという「龍神の玉」を探しに出たヤイバたち。森の奥で出会った巨大フクロウが、その玉のありかを知っているという。一方、雷神の玉を手に入れた鬼丸は、ヤイバから雷神剣を奪うため新たな敵を復活させていた。

三好清海との戦いの最中に手に入れた水神の玉の力を借り、四国に渡ったヤイバたち。そこで出会った老婆の話によれば、その昔、金長ダヌキが封じ込めた伝説の玉が山中深く眠っているという。教えられた洞窟に入っていくと、そこには光る玉が・・。

龍神の玉を求めて、一路九州へ。着いた先は、既に鬼丸の日本征服の手に堕ちていた。クモ男にまるめこまれた温泉宿で、足止めを喰わされたヤイバたちだったが、そこで阿蘇山に伝説の玉が隠されていると聞き、宿を飛び出すのであった。

阿蘇山火口を目指す一行の前に現われた、一軒の茶店。一行を出迎えたのは、鬼丸の手下を廃業したヒトデ男とその妻ミポリン。ヤイバが赤龍の玉を探していると聞いて案内役になってくれた。火口に到着した彼らの前に現われたのは、クモ男と天草四郎であった。

次なる目的地・奈良へ向かう一行の前に、六衛門と名乗る一人の男が現われた。仲間に入れて欲しいという。しばらく行動を共にするが、夜、皆が寝静まると、武蔵の持っていた伝説の玉の地図をこっそり盗もうとするのだった・・。

僧正の呪文によって動き出した大仏の額に乗って、五右衛門の待つ大阪鬼丸城へ！大阪鬼丸城も、巨大の城メカとなって応戦する。ヤイバと五右衛門の闘いが始まるが、その間にも、伝説の玉を手にしようと、クモ男の手がのびる・・。

とある町に一人の謎の武士が現われる。小次郎を倒して去ろうとするその武士に、ヤイバが闘いを挑む。カミナリ斬りを仕掛けようとしたその時、二刀流の構えをとったその武士こそ、かつての武蔵の弟子、柳生十兵衛だった！

川中島での決戦を控えているというのに、なぜか宴会を始めてしまう武蔵。酒の席でも全く乱れない十兵衛に、無理矢理酒を飲ませてしまう。するとそこには、酒に酔い鬼丸に呼び醒まされて狼へと化した十兵衛の姿があった。

巨大な熊に変身した五右衛門。特大の手裏剣でヤイバを圧倒するが、勢いのあまりさやかを気絶させてしまう。激怒したヤイバは、回転する手裏剣に飛び乗り、至近距離から火炎を浴びせ五右衛門は昇天。だがクモ男にさやかを人質にとられ、ヤイバはおとなしく玉と剣を渡すことに。

十兵衛と共に吸い込まれた闇の玉の中。ケロ吉に教えられた玉の出口で、巨大ガッパ、ケロ介と出くわす。カッパの弱点である頭の皿を割ろうとするが、全く歯が立たない。一方さやか達は、玉の外で心配しながらも伝説の玉の地図を頼りに北海道へと向かっていた。

新必殺剣“風車”で巨大カッパに挑むヤイバ。見事敵を倒して脱出口へ。一方、玉の外では、伝説の玉を狙って弁慶がさやかに襲い掛かる。危機一髪のその瞬間、闇の玉から脱出して来たヤイバが飛び出し弁慶に激突！ピッチャー・ヤイバが放つ風車と打者・弁慶の野球対決が始まる。

ヤイバが気を込めると、剣の先からすさまじい吹雪が。その玉は氷の玉であった。伝説の玉を６つ集めたヤイバ達は、七つ目の龍神の玉を目指し東北に辿り着く。そこに現われた一人の老人が、伝説の玉のありかを知ると言いヤイバたちを古寺へ誘う。

鬼丸によって復活した芭蕉は、七つの伝説の玉を手に入れて天下を取ろうと目論んでいた。仲間達は、老猿に変身した芭蕉に吹き矢を刺され、次々と石になっていく。残ったヤイバが一人頑張るが、ついに足を刺され、徐々に石へと化してしまう。

ようやく手にした七つ目の伝説の玉。ヤイバは玉を剣にはめて気を込める。これこそ龍神の玉なのかと思いきや、突然玉がしゃべり出した！？玉によれば、龍神の玉は富士山にあり、それを手にするには今まで集めた七つの玉が必要だという・・。

当り玉に導かれて、龍神の玉が眠る富士山に辿り着いたヤイバたち。そこには宿敵鬼丸が、必殺剣・竜巻斬りを完成させて彼らを待ち構えていた。ヤイバは真のサムライパワーを掛けて攻撃するが、簡単にかわされてしまう。更に鬼丸に雷神の玉を奪われて大ピンチに！

富士山の地中深くに眠る“龍神の玉”を求めて、地下へ突入したヤイバたち。しかし、押し寄せて来た溶岩に庄之介が逃げ遅れて呑み込まれてしまった！仲間を失ったショックで暴れるヤイバ。その時どこからか、「龍神の玉を司る神」と名乗る者の声が聞こえてくるのであった。

ヤイバたちは、龍神の第三の試練“知恵の回廊”に挑むが、行く先全て行き止まりで完全に迷路に迷い込んでしまう。危険な罠もたくさん仕掛けられており全く前へ進めない。その時ヤイバは、初めに龍神に言われた言葉「道は道にあらず、壁は壁にあらず・・」の意味を探るのであった。

たった一人残されたヤイバの前に、ついに龍神が姿を現わし最後の試練を言い放つ。その試練とは、龍神の玉を得るか、今まで失ってきた仲間達を救うか、どちらかを決める“心の岐路”であった。玉を選べば仲間は炎の中、仲間を選べば玉は砕け散ってしまう。果たしてヤイバはどちらを選ぶのか！？

ヤイバの前に新たな敵が現われた。龍神を恨み、地球を征服するために月から侵略してきたかぐやである。ヤイバとかぐやの壮絶な戦いが始まるが、突然かぐやに異変が。かぐやは、２４時間ごとに若い女のエキスを吸わなければ、身体が老いてパワーを失ってしまうというのだが・・。

富士山ではかぐやと鬼丸の壮絶な戦いが繰り広げられていた。鬼丸は、２４時間かぐやと戦い抜いてエキスをとる隙を与えないつもりなのだ。武蔵の作戦で、敢えてそのことを知らされていないヤイバは、さやかの家で龍神の剣を使いこなせるよう、日夜努力を続けていたのだが・・。

かぐやは、鬼丸を洗脳して手下にしようと、カーボンフリーズされた鬼丸を持ち去ろうとするがヤイバに奪われてしまう。母船でエキスを吸い元の姿に戻ったかぐやは、再度ヤイバを誘い出すために手下のマンゲツに指揮を取らせ、東京の周りに壁を建てて水を流し込む作戦を企てていた。

ヤイバは、ロブスターと合体したマンゲツを相手に苦戦していたが、炎の玉を直撃してマンゲツを分離させる。元に戻ったマンゲツは、ヤイバの火の玉を封じるため、今度はガスタンクと合体！ヤイバが火の玉を使えば東京中火の海となってしまう。攻撃出来ないヤイバは大ピンチに！

マンゲツを倒したのを祝い、さやかの家で祝勝パーティーを開くヤイバ達。鬼丸との出会いや、雷神剣を手にしてから龍神剣に至るまでの苦労話などに花が咲く。そして、まだ始まったばかりである、かぐやら月星人との戦いに闘志を燃やすのであった。

金棒博士が作った潜水艦で、かぐやの母船に潜入し女の子たちを救出しようとするヤイバ達。その頃かぐやの母船では、ヤイバに敗戦したマンゲツがかぐやによって消され、ツキカゲ・シンゲツ・ミカヅキの３匹がヤイバを倒すよう命を受けていた。

無事に女の子たちの元に辿り着いたさやか達。皆うさぎに変装しかぐやの母船から脱出しようとするが、かぐや達に包囲されてしまう。一方ヤイバは、苦戦の末ミカヅキとシンゲツを打ち負かし、かぐやに攻撃をかける。皆危機一髪で脱出と思いきや、十兵衛ひとり月星人に捕らわれてしまった！

食事の時間、こっそり鍋に薬を入れる十兵衛ウサギ。しかし、カゲトラに気付かれてしまい正体を現わす。さやかがさらわれた事を知り驚くヤイバ達。十兵衛ウサギを倒せば十兵衛が死んでしまうし、耳を切り落とせば分離できなくなる。ヤイバは手も足も出せない・・。

千年前、龍の巫女と合体し、龍神によって分離できない身体にされてしまったかぐや。元の巨大な力を秘めた身体に戻せるのは、千年後に現われる龍の巫女の末裔だけなのだ。それがさやかである。かぐやは、何としてでもさやかのエキスを吸い取るためにさやかを狙うのであった。

金の玉でさやかに変身し、ゲッコーをみごと騙し撃つヤイバ。敗れたゲッコーは、かつて月を死の星へと変えた巨大なパワーを持つ魔王剣の封印を解く。かぐやは、自分がこれから支配する地球をただの岩の塊にさせないよう魔王剣を使うことを禁ずるが、ゲッコーは耳を貸さない。

半月剣のエネルギー球をまともにくらいボロボロになったヤイバ。ゲッコーはさやかをかぐやの所に連れて行こうとする。必死に止めようとするヤイバに向って、とどめの一撃を刺そうとするゲッコー。さやかは見かねて、自らかぐやの元へ行くのであった。

見事復活した鬼丸。ヤイバを見るや攻撃するが、ヤイバは「共に戦おう」と言いまったく鬼丸に反撃しない。ちょうどその時、魔王剣を手に入れたゲッコーが街を破壊しはじめた。それを見た鬼丸は、地球を守り、魔王剣を手に入れるべくヤイバと手を組むことに。

半月剣を何とかかわしたヤイバと鬼丸。だが魔王剣の前に二人の剣は全く歯が立たない。そこに金棒博士が、秘密兵器・風雷バズーカを持って現われた。このバズーカの中に雷神と風神の球をそれぞれ入れると、銀河をも貫くパワーを持った大砲になるのだ、という・・。

かぐやによって、エキスを吸い尽され老婆にされてしまったさやか。ヤイバは怒りに満ち、すぐさまかぐやを攻撃しに行く。再び鬼丸と力を合わせ、風雷波をかぐやに投げつけるが、巨大な化け物と化したかぐやには全く利かない。

かぐやに雷神剣を飲み込まれ、手も足も出せないヤイバ。しかしヤイバには、まだ龍神の玉が残っていた。その龍神の玉から初代龍神の亡霊が浮かび上がり、「龍神の玉なくしてかぐやは倒せない。」と言い残す。玉をはめる剣はなく、困り果てるヤイバであったが・・。

剣から飛び出した白龍と一体となったヤイバ。そのパワーはかぐやと丁度互角であった。しかしかぐやのパワーは、エネルギーを溜め込むことで更に増し白龍ヤイバを上回る。鬼丸は、魔王半月剣の魔王玉をかぐやに投げつけるが、かぐやのパワーは霧散できない・・。

ヤイバの反撃もむなしく、地球と合体したかぐやは、陸地を一時海中に沈め地球人を全て殺してしまおうとする。その時、白龍ヤイバの前に初代龍神が現われ、「龍神剣の真の力は、地球をチリにすることもできる。」と言うのであった。