【2018年春アニメ作品{全12話}】
さぁ好きなだけ~食えよ~食えよ~♪
風呂敷を畳む作業を完全放棄しているにも拘わらず満足度が高いというフザけた構造の作品。(←褒めてる)
この空気感やノリを言葉で説明するのは正直ムズイっすね。観て感じろとしか。
ざっくりいうと不条理コメディに人情モノ要素をプラスしたような作風なんだけど、作中のあらゆる構成要素のバランスが絶妙なのよ。
題材としては結構アングラ的な部分を扱っている分、少しでも配分を間違えば笑えないどころかコメディですらなくなるような際どいラインを攻めてるとも言える。
瞬間的に「笑えるけど、これを面白がってていいのか?オレ…」みたいなちょっとした葛藤が度々訪れる感覚。
いや、これフィクションだから全然いいんだけどね。w
で、実際面白いもんだから困る。
ブラックな笑いではなく、キャラを通してあくまでシンプル且つ王道的な笑いに昇華している。
これをしっかりと笑える日常コメディアニメに仕上げているのが何よりニクいところ。
あと地味に全編通して作画レベルが高い。
feel作品ってufotableの作画スタッフが原画に入ってることが結構多いから、だからクオリティ高い作品多いんかな?
特に序盤の回のアクションやエフェクト作画のレベルの高さが目を引く。
あんなに見応えのあるあっちむいてほい対決は初めてだったよw
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[主題歌]
OP
村川梨衣「Distance」
ED
新田義史(中島ヨシキ)「鮭とイクラと893と娘」
石田燿子「写真帖」
マオ(小澤亜李)「初めてのキモチ」
[挿入歌]
CENTRAL PARK(八代拓)「エンジェル〜翼は砕けてもまた生える〜」
千菅春香「たいせつなひと」
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