【2014年秋アニメ作品{全13話+OVA1話+Web配信1話}】
※“天体”と書いて“そら”と読みます。
北海道の洞爺湖がモデルとなった架空の街を舞台にした青春群像劇。
雰囲気だけで言ったら、何処となく「あの夏で待ってる」と似てる。
作画良し、キャラデザ良し、音楽良し、だが肝心の物語がオブラート並みにうっすい。
こんなにも印象に残らないものなのか。
泣ける風だけど、全く泣けない。
どーでもいい無味乾燥な友情話を延々と聞かされてる感覚。
どうした久弥直樹?と若干心配になる。
あとは脚本さえ良ければ十分神アニメに成り得た。
当たり前だが、つまらない話は全てを台無しにする。罪深い。
言い換えれば、他の高水準な要素達は全部ドブに捨てられたも同然の扱いってこと。
勿体無いにも程がある。
これはアニメ制作において、如何に脚本家が重要かわかるいい例。
もう作画や音楽スタッフが不憫でならない。
ただOPとEDは何度見てもめちゃくちゃ出来が良い。
そして特筆すべきはEDの方。
おかしな言い草だが、この作品には勿体無いくらい良い。
何だったら、本編よりもこれ単体の方が余程作品として完成していると思ってしまうほど。
主題歌の魅力も然ることながら、アニメーションの素晴らしさよ。
この映像、江畑諒真さんってアニメーターの方が絵コンテ・演出・原画全部をたった一人で担当してるんですけど…
ナニコレ、ちょっと信じられない。
これを一人で作ったとは到底思えないクオリティ。
職人だよなぁ。ほんとすげぇよ。めっちゃすき。
これ今までニコ動で何回見たことかw
OP・EDどちらの主題歌も良い。
やっぱ惜しすぎるアニメなんだよなぁ。。
――――――――――――――――――
[主題歌]
OP
Larval Stage Planning「Stargazer」
ED
fhána「星屑のインターリュード」
「ホシノカケラ」(第7話特別ED)
「天体のメソッド」(第11話特別ED)
[挿入歌]
Larval Stage Planning「North Method」
――――――――――――――――――