ヒロシー

ギャング・オブ・ロンドンのヒロシーのレビュー・感想・評価

ギャング・オブ・ロンドン(2020年製作のドラマ)
4.5
久々に凄まじいドラマを見た。暴力に次ぐ暴力。ギャレス・エヴァンス率いるチームの並々ならぬバイオレンスへのこだわりが炸裂。それが爆発したエピソード5に至っては、後半は画面に映る全てが鬼気迫っていて震えた。それでいて、きちんと家父長制や移民問題、貧富の格差を絡めながら、権力と金のためにもがき苦しむギャング達のわちゃわちゃを描写するストーリー・テリングも骨太。正直、主人公(?)のエリオットが一番魅力がない気がキャラな気がするぐらい、脇役までみんな濃い。よくぞこれだけ俳優を集めた。中でもキャリトン・スタークことミシェル・フェアリーの圧力はピカイチ。
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