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オビ=ワン・ケノービのHKのレビュー・感想・評価

オビ=ワン・ケノービ(2021年製作のドラマ)
3.2
ディズニープラス3カ月無料お試し期間に『SHOGUN 将軍』の次に選んだのが本作。
『スター・ウォーズ』関連は『マンダロリアン』や最新の『アコライト』などいろいろある中、知ってるキャラを同一キャストが演じている本作をセレクト。全6話。
『スター・ウォーズ』の旧3部作と新3部作の間に位置する物語で、『エピソード3/シスの復讐』の10年後が舞台。
さあ、ユアン・マクレガーはどこまでアレック・ギネスに近づいたのか!

ユアン(当時51歳)は『シスの復讐』から17年経ってまたケノービを演じたわけですが、やっぱりこの後10年でアレック・ギネスになるとは思えませんね。当たり前か。
ちなみにアレック・ギネスは『エピソード4』当時63歳ですから、年齢的には意外と妥当。
やっぱり今は平均年齢が伸びた分、昔の人は老けて見えますね。

ケノービをはじめ新3部作のキャストが同じキャラを引き継いでいたのはやはり嬉しいところ(リーアム・ニーソンは出てくるタイミング微妙でしたが)。
アナキンもヘイデン・クリステンセンが演じると聞いてはいたものの、ダースベイダーじゃ顔は見えないし、声はしっかりジェームズ・アール・ジョーンズだったので出る意味あるのかと思ったら、しっかり回想シーンで素顔が出てきました。
ただし、ヘイデンは顔つきが変わってましたね。『シスの復讐』当時24歳が41歳になってるわけですから無理もないですが。

今回の主要キャラの一人であるサード・シスターのキャラ設定や思考に無理がある点や、ベイダーの我が子ルークやレイアへの執着が全く感じられない点、そんな重要な仕事を小さなレイアにまかすな!などいろいろと突っ込みどころはありましたが、可愛い10歳のレイア姫が可愛くていかにもといったキャラで活躍したのが救い。
ただしルークの方は印象薄し。

音楽もオリジナル曲が流れないため欲求不満になっていたところ、終盤になってようやくインペリアル・マーチやレイアのテーマ、オビ=ワンのテーマがチラリと流れてホッ(なんだ権利の問題じゃないのならもっと流せよ!)。
しかしながら、総体的には単なる同窓会スペシャル止まりになってしまったのは残念。
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