大麦こむぎ

ゆとりですがなにかの大麦こむぎのレビュー・感想・評価

ゆとりですがなにか(2016年製作のドラマ)
-
いま生きているのにこんなことを思うのは変かもしれないんだけど、クドカン作品を観るともっと生きたいなってすごく思う。長生きしたい、ではなくて、生を全うしたいなって。一人一人がすごく全力で生きていて、そこが何より好きなんだと思う。良いなあ。わたしも山路と友達になりたい。

「やればできる子なんていない、迷信よ。あんたたちはね、やらなきゃできない子なの」って一見冷たいように見えてものすごく支えになる言葉だなって思った。こう思うのはわたしもゆとり世代だからなんだろうか。

涙が出るほど結ばれたことに対して祝福したいと思えるカップル、そうそういない。ドラマ界で暫定一位かもしれないなあ。本当に心から嬉しかった。だいすきです。

山路の授業も良い言葉だらけ。特に最終回の授業の言葉が好き。