10年（高3）ぶりに全話観た。あの頃は能年玲奈を声と動きがヘナヘナした変な人だなくらいにしか思ってなかったけど、改めて観るとどの台詞もえげつなく可愛く面白くできててどえらい達者なのが分かった。毎回100回取り直してるんじゃなければ天才。それにしても能年玲奈も橋本愛もこのあと歌手デビューするとは思わなかった。ましてや能年玲奈は独立事務所を立ち上げたあと、芸能界から干されたり、さかなクンと共演するというストーリーを現実でもなぞるんだから怖い。ていうか干すなよ！この圧力忖度野郎！ていうかテレビ局は全局横断的に第三者機関による調査を受けなさい。二度と干すな。普通にユイちゃんだったら東京の事務所に履歴書送ったり原宿歩けばスカウトされるはずだから、早く行動に移せば良かったんだよ。最後まで上京しなかったのが永遠に不満。「ファーストペンギン!」では東北の港町は家父長的なイメージで描かれていたのに対し、こちらは天野家家長の夏ばっぱが任侠映画の女親分のごとく君臨する家母長的なイメージ。クドカンは5年に1回くらい大傑作を産んでくれるね。新作2つはあんまりだけど。
