このドラマ何が好きって、どんなに辛いことを経験しても、それを乗り越えて幸せになろうとする人達を正面から描いているところで。ラストの大団円で『涙くんさよなら』を歌い、宗男さんが『おれは笑って生きてっとう！』と叫び、佐々木蔵之介が惚れた和久井映見に『2番でいいです』というところは僕の涙くんがポロポロ。初めての両思いは結ばれず、2番目の恋人と結婚する。みね子も三男もそんな恋路を辿るが結果的には幸せを掴む。どこにでもいる普通の女の子が一つ一つのことにまじめに取り組み、その都度自分で考えて決意して、頑張ってそして成長していくさまに勇気をもらう。みね子のキャラが本当に魅力的。登場人物、みんな温かくて頑張り屋さんで大好きな人達ばかりです。ナレーションの増田明美、というか岡田惠和のどこかユーモラスで優しい目線が本当に良いですね。名作です。がんばっぺ！
