ダーマーが気持ち悪る過ぎて中々進まなかったが、ドラマとしてのクオリティーは間違いなく高くこの表現は不適切かもしれないが興味深く拝見した。
物語は、大きく2パートに別れていて
序盤はジェフェリー・ダーマーが如何にしてシリアル・キラーになってしまったのか。彼のバックグラウンドから実際の犯行まで時間軸を行ったりきたりしながらジェフェリー・ダーマーを深掘りしてく前半。
対して後半は、事件後からダーマーの家族、近隣住民、犠牲者と遺族などにフォーカスしながら、どのように事件が扱われていたか、その後ダーマーがカルト的に祀られビジネスになる流れや警察連中のずさんな対応から垣間見える人種差別など周辺が描かれる。
グロ描写がキモいのはさることながら
決して理解することができないダーマーの思考がさらに不快指数を高めてくるのは間違いないが、特に犠牲者の存在を忘れないためにも後世に伝えていかなければならない物語だと思った。
