前作の数年後からはじまるけれど主になる事件は未解決の15年前の失踪事件。
今回もエーリクだけが真相にこだわり、周りと歩調が合わない。
甥っ子ペーテルとの心の壁が高く聳え立ち、捜査は思うように進まない。
前作で富豪に加担してしまって失職し世捨て人な生活を送る元警官のリカルドソンを相棒になんとか真相に近づこうともがくけれどうまくいかないことだらけ。
圧倒的な支持率の低さと信頼度のなさ、そして犯人とされる男の同情しょうもない愚かな行動の数々。
ただ、事件の真相も真犯人もなかなかわからないため、最終話まで動きがなかった前作と違いリカルドソンとのバディ的なやりとりも含め、どう締めくくるのかとついつい一気見してしまいました。
前作で終始イライラさせられたエーリク。
今回も言葉足らずイライラする事もありましたが彼なりに最後は一歩譲ったような我慢を見せていました、、、がやっぱり家族の絆を手放しても真実は明るみにしたかったという彼の頑固さ(まぁ真犯人が何も罰を受けずにそのまま過ごし続けているのもどうなのかと思うので正当な行動でしたが)でラストシーンはやや切なく。ボッチ感満載でした。
前作に続き、何気にエーリクがモテているのが不思議でした。
ラブシーンは一切ないのですが、若いカップルより艶っぽい会話が多いという。
前作であー時間の無駄？って思っても、今作の方はなんとか前作より村人やエーリクなどの昔の事柄まで掘り返して見応えのあるものでした。
お気に入りのおばさん刑事か出てないのが残念。あんなに悲壮感あったリカルドソンがいい奴やん、頑張れって思えてしまうとは。
