☆俺基準スコア：3.0
☆Filmarks基準スコア：4.2
「SEAL TEAM」シーズン2です。
これね、冗談抜きに…
年頃な娘との接し方、夢を持つことの尊さ、仕事の矜持とか、などなどをブラボーチームから学べるんですよ。この素晴らしいドラマ構成は、並のアクションドラマでは味わえないですよ。ちゃんと世相を織り込みつつ、じっくり人間を描いてこその手抜き無しなミリタリアクション。2024年イチオシだなぁ、目下のところ。
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アフガニスタンのヘリ墜落から復活したジョナサンが半年後に復帰。レイ不在のなかで石油プラットフォーム襲撃犯やサウジの炭疽菌テロリストなどを倒してきたブラボーチーム。第3話で悲劇が…
交通事故で愛妻アラナを亡くしてしまったヘイズ。チーム総出で葬儀の準備を進めるなか、残された娘エマと息子マイケルのために、ヘイズは自らDEVGRUからの引退を決意する。そして葬儀の日、非情にも召集命令が下り…
…この3話目、全編、ほぼ戦闘・訓練シーンがない異色編。にして、多分これまでのなかでベストのエピソード。家族の死を誰も経験したことがないメンバーの戸惑い、ヘイズのポンコツパパぶりが猛烈に哀しいんです。葬儀の最中に、いきなり全員の呼び出しベルが鳴って、エマが「行っちゃダメ！」と泣き絶叫するシーンで大号泣しちゃいました。
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4-5話はインド編。「ホテル・ムンバイ」を思い出す話で迫力があるストーリーでした。
子供たちのためにシールズを引退したヘイズだったけど、アダムの死で娘エマから「チームに戻って」と説得されるんですね。このシーンも泣けてきますよ。
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6-10話は胸熱なメキシコ編。ヘイズがチームに復帰、レイも残留となり、いつも通りのチーム構成です。しかしスペンサーがステラと別れてしまい、ソニーとデイビスが恋仲になるなど人間関係に動きもあり、楽しかったな。
なんと言っても9話の教会籠城編が素晴らしく、まるで「暁の7人」状態の絶体絶命エピソードでした。マルティネスの漢っぷりに涙し、ラゾの自白を得るまでのサスペンスに興奮。
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中盤から後半は、フィリピン・グアム編。クレイが重傷を負うわレイとジョナサンが対立するわでチームがガタガタになります。
19話は、アメリカ軍のポジとネガを対比させた良エピソード。例え死んでいても、敵地に残された兵士は必ず回収するというポリシーが〈良い面〉なら、退役軍人に対する冷たい対応が〈悪い面〉。このシールチームというドラマは必ずしもプロパガンダではなく、軍や政府の問題点も指摘してくるのが評価に値するところ。
