Miri

FBI アカデミー クラス ’09のMiriのレビュー・感想・評価

FBI アカデミー クラス ’09(2023年製作のドラマ)
3.5
2009年にFBIアカデミーを卒業した、Tayo、Poet、Hour、Danielの4人を中心に過去(2009)、現在(2023と2025)、未来 (2034)の3つの時代をフラッシュバック、フラッシュフォワードを用いて、FBIと高度なテクノロジーやAI台頭により犯罪が起きる前に逮捕するというディストピアな世界を描いている。
クワンティコ時代や全国に散らばった時の捜査官時代は各キャラクターの生い立ちやバックグラウンドをしっかり描いているから、なぜ彼/彼女らがそういった行動をするのかが理解できる。そこがしっかり描けているのに、未来の描写は少し残念感があった。

科学技術の進化は人々の生活を良くするのは間違いないないのだが、これをどこまで使用するかという部分では現在議論されているAI規制において、みんなで考えていく必要があり、無関心でいたらこのディストピアの世界が現実にいつの間にかなっていてもおかしくないなとは感じた。

にしても『The Bear』をはじめアメリカのHulu FX制作のドラマとてもおもしろい。
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