銃殺事件の容疑をかけられるが記憶を失っている謎の男・勝呂時誠司、自身が企画し５年務めた報道番組から料理番組への異動を命じられたキャスター・倉内桔梗、ディナーの準備に追われる老舗レストランのシェフ・立葵時生。クリスマスイブ当日、それぞれに起こるトラブルは、やがてひとつの事件に繋がっていく。
【逃亡編】【地方テレビ局編】【レストラン編】それぞれのクリスマスイブ、そのたった１日をワンクールまるまる使って描いたドラマ。
二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演の他にも豪華キャストが集結しているので、正直なところちょっと期待しすぎた感がある。第１話を観終えたときの「なんだかなあ」という気持ちを今でも覚えている。
それぞれが交差していく過程も、わりとスピーディーかつあっさりなので、驚きやワクワクがほとんどない。
最終話だけは良かった。ちょっぴり心がやさしくなれるようなラスト。梅雨美ちゃん、ほんとうに良かったねえ。
しかし、年に１度、伝統的な味を求めて大切な人と訪れたクリスマスディナーのコースがあれっていくらなんでも、、、、ドラマとしては素敵でも、、、、と思ってしまった。葵亭のお客さんはめちゃくちゃやさしい。
