いの

ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界からのいののネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

毎週律儀に観たけれど、わたしのアタマが弱い所為で、前話までの話をちゃんと覚えていられなくて、自分でそうなるだろうなと思ってはいたけれど、結局3話終わったところで1日じゅう費やして全話観た。1話90分前後で、3話計約4時間半。休日だらだら過ごしながらだらだら観たらきっと1日かかるだろうなと思ってたら実際そうなった💦


で、どうでもいいことをだらだらと書きます。すみませんっ💦


スピンオフってなんだろうと思いながら観ていて(スピンオフをやる意味ってなんだろうと考えたりもして)、もしもアタシがこの制作チームの一員だとしたら(もちろん妄想です)、やっぱりこういった話になるのかなーと思った次第。ジョン・ウィックでは描けなかったこと(というか、むしろあえて描かずにきたこと)をどうしたって取り上げたい。ジョン・ウィックでの女性といったら亡き妻か、クソなヤツの元でジョン・ウィックを殺しにかかる手話の女性か(ジョン・ウィック2)か、ハルベリー(パラベラム)、アキラ(コンセクエンス)くらいだったと思うので、このドラマでは当然、映画とは違った角度から、魅力的な女性をたくさん登場させることになる。強くてしなやかな女性たち。そのことをちょっといくつか記しておきたい。


イェン
フランキーとの出会いも凄まじいものだったし、フランキーがああなったあとでも、貫き通す彼女の愛に泣ける。イェンとマイルズが車中で話す、ベトナム戦争時のアリ対フレイジャー戦のエピソードもめちゃくちゃ良かった。で、この時に思ったことだけど、このドラマは良い。過去作じゃなくて現在作られているアメリカ映画でもまだアメリカの視点のみからしか戦争を語らない作品が多いなかで、このドラマはちゃんとベトナムからの視点も(さらっとささやかにだけど)入れているんだなぁと。そう感じてそれは私にとっては良いなと思うことだった。


カタギとは違う世界の話(映画)では、ホモソでママ大好きはずっと定番だったと思うけれど、このドラマには、1950年代や70年代の話でありながら、ボクちんたちによるママの話はほとんどないといっていい(1度だけほんの少しさらっと)(ホモソも描かない)。そのことも良い。そんなことよりも、今、その時代を生きている人の話。その時代を生きている女性の話。女性の話に母とか妻とか紐付けされていないことも好感度高し。そんなことをこのドラマを観ながら思うわたしが全くどうかしているのだけれど、わたしが制作チームの一員だったらという妄想から入ってしまったので、大変に申し訳ないのでござるが、わたしは、このドラマの制作チームはちゃんとわかってるチームなんやないかなーって心のなかで称賛を送りました。こういうレビューを書いてしまうと、自分はあとから後悔することが多い。またもや勘違いレビューを書いてしもたけど反省するのは別の機会にしたいです


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・ヘンゼルとグレーテル(ツインズ)、めちゃいいね!

・かかった曲の数々は格好良い曲が多かった。1970年代に流行ったものなのかしら。いくつかは知ってたけど(ジョジョのエンディングとか)まだまだわかってません。これから知っていきたい曲が多かった♪

・チャイナタウンの少年は、インディ先生の少年(キー・ホイ・クァン)を想起させる

・ウィンストンとシャロン 
このドラマ観たあとで映画を再鑑賞したら、「友」の話に泣いちゃうことは必定

・近くのビルから狙撃するお爺ちゃん好き

・メルギブソンの演技にはずっと笑ってしまった。ご本人は演じてて楽しかったんでしょうね

・最初は全く似てねーって思ったけど、3話目になると、若きウィンストンの目は、映画でのウィンストンの目に繋がっていると思うくらいに似ている瞬間が何度かあった
いの

いの