S1はさまざまな事件が起こるのだけど、若い貴族女性たちの恋が花開く華やいだムードがまぶしかった。しかしナンが結婚して公爵夫人になったところから始まる本シーズンは、かなりムードが変わる。

理由は、人間関係がドロドロ状態になるからだ。特に好感を抱いていたナンの快活な少女のキャラクターも〝なんだか嫌な貴族の女〟になってしまい、その点に関しては期待が削がれてしまった。

さらに言うと、S1には感じられなかったチープさが気になった。おそらく制作費がカットされたか制作期間が短縮されたのではないかと思うのだが、前シーズンからの描写不足の多さもあるだろう。

たとえばナンがイタリアに行くシーンがあるが、まるで電車に飛び乗ってやってきたような気易さで描かれているのだ。公爵夫人が海を渡って旅行するとなれば、一人旅であっても侍女やそのほか召使の何人かが同行するはず——

もともと映画はリアリティーにこだわっているし、海外ドラマも『ダウントン・アビー』が入口になった経緯がある私にとっては、こういった点はどうにも引っかかってしまうのだ。特にE6はそのチープさが甚だしかった。

ところが、映像的にはこういった欠点がある一方で、ストーリーは俄然おもしろくなる。最後までどの方向に転ぶか予測できない展開になるので、目は離せなくなるのだ。欠点を補って若干余りある感じ。

よって、もしリアリティーにこだわらないというひとがいれば、めちゃくちゃ楽しめる可能性がある。このつづきは私も気になるところだし、できれば一定までリアリティーを高めた上でS3を制作してもらえるとうれしい。

［ドイツ語吹替音声＋日本語字幕］2025/08/20　Apple TV+

※AIによる校正済み

困ったもんだよな

シーズン2はみんなが私利私欲に走ったり後先考えずに行動したせいでぐちゃぐちゃになったり逃げているせいで散々。圧倒的にみんなコミュニケーション不足だと思う。。幸せになる私たち！な女性達が好きだったのに喧嘩したり信用に欠けたり…シーズン1でナンとセオの出会いが好きだったのに裏切りに裏切りを重ねたせいで罵り合いが辛い。シーズン3ではどうなるの？

しかしコンチータとリチャードが好きだったのでこの展開はあんまりだと思った…ジェームズは向き合ってくれたリチャードに対してあんまりだよ😭母親もしょうもない。