パクヒョンシク、パクシネの10年ぶりの共演作品。
スランプに陥った2人の医師、ハヌル(パク・シネ)とジョンウ(パク・ヒョンシク)の成長を描いたラブコメディ。
学生時代トップを競い合いそれぞれ医師となって活躍する2人が、突然人生のどん底を味わうことに！ 失意のなか互いに支え合いスランプを乗り越えながら、愛を成就させていくというお話し。
心の病や医療事故に加えサスペンス的な要素もありましたが、学生時代の回想シーンや温かな家族たち、サブカップルのエピソードなど癒されるシーンも多くて、重くなり過ぎないストーリーは今の気分にぴったりでした。
ヒョンシクは、つい先日観終わった『ハピネス』よりも随分スッキリしててキャラクターの可愛さもありこっちのほうが好み。シネちゃんは安定の演技力と私生活の充実からなのかすごく綺麗になっていてうっとりしたシーン多数。新パクパクコンビのケミも最高でした！
パダ役のユン・サンヒョンくんは､『シュルプ』のムアン大君以来でしたが、多少の悪さをしてもやっぱり憎めない “人たらし“ なとこよかったです。チャン・ヘジンさんは、普段は息子にひじ鉄入れたり蹴り入れたりと強烈なオンマ役なんだけど、泣かせるところは本当に目頭を真っ赤にして演じてらして、情の深さが直球で伝わってきました。
人生の挫折はできることなら味わいたくないけど、経験して初めて気づく幸せもあるんですよね。人に傷つき、でも人に癒される･･人の温かさに触れたドラマでした。
ただし、後半はラブコメ色が強かったように感じます。
