山田太一の最高傑作は『早春スケッチブック』だと思っているが、本作は「ありきたり」で通底する大人版『早春スケッチブック』とも言えるかなりの名作。
てっきり、若者2人が主人公だと思っていたら、各々の両親…
エリートコースからドロップアウトそして妊娠、祖父の死からの自分たちの両親が奇妙な交流が始まる。真行寺君枝はモデルから女優になった。でも下手くそだなぁ。当時の現状と自由になり過ぎた都会で自己責任で生き…
>>続きを読む若い2人の出会いや妊娠問題とその親たちの交流、「ありふれた奇跡」まで繋がっているし、たびたび出てくる「ありきたりの〜」ってセリフは「早春スケッチブック」だし、青果市場の係長の岡本信人はふぞろいの室田…
>>続きを読む岸辺のアルバムから引き続き山田太一作品。
最初は子どもたちがメインなのかと思いきや、両親たちにフォーカスしてくる。
だんだんと加速して面白くなってくるのは岸辺のアルバムに引き続き。
当時の時代感…
山田太一脚本作。
父親が大手の銀行に勤めるエリート一家と、街の電気屋を営む一家の話。
エリート一家には東大受験を控える真面目な息子がいて、街の電気屋にも大学受験を控える娘がいた。
この2人が出…
BS-TBSで山田太一一周忌記念特集として『岸辺のアルバム』、『それぞれの秋』と続いて見た作品の中で最もインパクトが強かった作品。
オリジナルの放送から45年くらい経つ分、今の価値観と違う所が胸に引…
山田太一の脚本ドラマシリーズをやってました。
子供の頃見たと思うけど、今のドラマにはない、子を思う親の思い、夫婦の絆、若い二人が高校中退までして自分を見出そうとする。
素晴らしかった✨
特に、岸惠…
若者二人の物語かと思いきや次第に双方の親の方に焦点が移ってゆく。
後半やや強引な展開に思えたが、最後まで続くそれぞれの立場からの言葉の応酬に緊張感があって目が離せない。
野村昭子、岡本信人ら脇役の仕…