それでも俺は、妻としたいの1の情報・感想・評価

柳田豪太（風間俊介）、42歳。売れない脚本家で仕事も収入もないが、性欲だけはある。夕飯後、皿洗いをしながら、今晩妻のチカ（MEGUMI）とセックスするべく、どうやってお願いしようか考えていた。仕事のない豪太に代わり、クレジットカード会社のクレーム対応の仕事をしながら一家を支えるチカが「唯一ゆっくりできる時間」である入浴の間、豪太は不登校気味の息子・太郎（嶋田鉄太）の寝かしつけを頼まれたが、大好きなどぶろっくの動画に夢中になる太郎はなかなか寝てくれない。 ようやく寝かしつけた後、入浴中のチカに「今夜どうかな？」と誘う豪太だが、「寝かしつけしかできないんだからちゃんとやってよ」と責められ、挙句の果てに「マジでうざい」と追い払われる始末。 先月以来、夫婦の営みがないことに悶々とする豪太だったが、翌日、制作会社のプロデューサー・代々木（坂田聡）から久々に仕事の依頼が舞い込んでくる。ママ友で同じくセックスレスに悩むみどり（吉本実憂）にはご無沙汰だと言いつつも、仕事が来たことを餌に、チカとのセックスに持ち込もうとするが……。