エピソード05
第5話

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あらすじ
いつも通り、居酒屋『しず』で伯父の久世俊介(佐藤浩市)と酒を酌み交わしていた名波凛太郎(相葉雅紀)は、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)と瓜二つの男性が、テレビの番組でマグロを捌いているのを目にする!
翌朝、警視庁で会った八重樫によると、マグロを捌いていたのは双子の兄・雅彦(遠藤憲一・二役)なのだという。八重樫が双子だったことに驚くSSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)らのもとに、多摩川の河川敷で遺体発見の一報が入る!
死後一週間から10日が経ち、腐敗が進んでいた遺体の身元は倉田一郎(眞島秀和)。暴力団『竜元会』の構成員で、2カ月ほど前にはスナックのホステスに「金づるを見つけた、ボンボンのピアニストだ」と話していたことがわかる。倉田が映った周辺の防犯カメラ映像を集めたSSBC強行犯係は、仁科瑠美(丸山礼)の顔認証技術を用い、同時刻付近に映っている人物から”ピアニスト”を見つけ出す! その人物は音大生の浜田響(濱田龍臣)。数々のコンクールで優勝を果たし、将来を嘱望される響と反社会勢力である倉田に、いったいどんな接点があったのか…?
さっそく響の自宅を訪れた捜査一課の青柳遥(松下奈緒)は、異常なまでの警戒心を見せる響の母・百合子(山下容莉枝)に迎えられる。防犯カメラ映像に映った時刻には、留学特待生を決める学内選考会が行われており、本番までは大学の練習室にいたと話すも、響が疑われているとわかるとヒステリックに反論し…?
遥が持ち帰ってきた響のスマホをSSBC強行犯係が解析するが、当該時刻に大学から出た形跡はなし。しかし倉田が話していた「金づるのピアニスト」に当てはまるのが響しかいないこと、防犯カメラ映像を見せたときの響と百合子の様子が明らかにおかしかったことを鑑み、八重樫は引き続き響を最有力の参考人として捜査を進めるよう指示する。
その矢先、倉田に双子の息子がいたことが判明! 倉田純一と純二と名付けられた双子は、父親による虐待と育児放棄が理由で児童養護施設に引き取られ、それぞれ別の家庭の養子にもらわれていた。響はまさにその双子の片割れ、そしてもう一人は半グレ集団に属する稲城純一(濱田龍臣・二役)だった…!
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