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刑事コロンボの天のネタバレレビュー・内容・結末

刑事コロンボ(1968年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

沢山の映画・ドラマを観てきたけど、コロンボシリーズだけは5点満点付けたい。本当は10点あげたいくらい。BSで放送された時全部BDに保存した。
どの作品も素晴らしい、ドッグが出る回も犬好きとしては嬉しい。
子どもの頃に観て、小説も読んで、自分の子どもにも観せて、それでもまだ何回でも鑑賞に耐えうるドラマ、それがコロンボ。

「別れのワイン」「パイルD-3の壁」、スピルバーグ監督作「構想の死角」、「2枚のドガの絵」などが上位人気作品によく挙がるが、私は「忘れられたスター」がマイベスト。
ホラー映画「ハロウィン」でお馴染みの元祖絶叫クイーンのジェイミー・リー・カーティスのお母さん、ジャネット・リーが犯人役だが、犯人を逮捕せずに終わるのはこれだけではないか。彼女の余命があと3ヶ月も無いということで、彼女をサポートして寄り添ってきたネッドを敢えて身代わりに逮捕、暗に「彼女を殺人犯でなく大スターとして死なせてあげよう」という、コロンボとネッドの優しさが泣ける。

「ハッサン・サラーの反逆」と「奇妙な助っ人」は、帰国後祖国の法により死刑orマフィアに殺される よりはコロンボに逮捕してもらって刑務所行った方がましというオチがそっくりだけど、どちらもニヤッとさせられて好き。
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