香料会社の営業部で働く主人公・一瀬葵は、結婚や離婚、仕事での挫折など、49年の人生でさまざまなことを経験していくうちに、あらゆることにしがみつくことをやめ、「これ以上、変化もサプライズもいらない」と、現状維持の日常を送っていた。そんな時、親友に起こったトラブルをきっかけに、夢を諦めてしまった青年、樋口澄晴と出会う。澄晴は、厳しい周囲の環境に打ちのめされた暗い過去があり、自分の本当の想いにフタをしてしまい、流れのままに人生を生きていた。 年齢も、過ごしてきた環境も全く違う二人に、恋の香りがただよう予感なんてなかった。しかし、今の人生を受け入れていたはずの二人がお互いの本当の想いに触れあったとき、隠しきれない本音や、諦めきれない思いがあふれていく。そして、それがまるで香水の最後に香る余韻“ラストノート”のように、お互いの心に溶け合い、二人の運命を変えていく。 20歳近い年の差や、二人を取り巻くさまざまな人間関係など、乗り越えられない壁に何度も襲われる葵と澄晴。しかし、どんなに過酷な現実に阻まれても、大人ぶることをやめた大人たちは、どうしても惹かれ合っていく…。
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