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NCIS:LA ~極秘潜入捜査班 シーズン11のMIDORIのレビュー・感想・評価

3.0
運命の人に出会える素敵な職場“NCIS:LA支局”。全員が自分のこれまでやってきたことであったり、これからやりたいことなど、人生を見つめ直すシーズンで、次で大きな転機を迎えそうな雰囲気が感じられました。

今まで強く振る舞っていたネルも母親の病気をきっかけに本来のネルの姿となったことで、これまでNCISでやってきた仕事に疑問を抱き始めます。

エリックは憧れのサンフランシスコのシンクタンクで働くことになりましたが、その会社には裏の顔があり、エリックもチームも危険な目に遭います。

結婚したケンジーとディークスは、バーを買って自分たちで店の経営をすることに。“シカゴ・ファイア”のモリーズ的なお店で、仕事が終わったあとにみんなが一息つく場所として良い役割を果たします。

サムはSEALs絡みの事件が多くて、その度に自分の所属していた部隊に対する誇りと葛藤を突きつけられた、見どころ満載のシーズンでした。ミシェルを失って数年が経ち、事件現場で何度も遭遇するキャサリンと良い雰囲気に。そろそろ前に進んでいいはず!

そして、カレン。アナを探し続けるもなかなか見つからず諦めていたところにアナが現れる!本当にお似合いだし、カレンもアナも二人の時は輝いてるから、早く幸せになってほしいです。

ヘティ役のリンダ・ハントがご高齢なので、以前より登場も減り、さらに後継者を誰にするかなんていう話まで持ち上がるくらいなので、ヘティ退職もそろそろなのかもしれないです。カレンとコメスクの争いであったり、エリックやファティマの救出作戦でもやっぱりヘティが要だったので、登場回数が減っても降板はしないでほしいなというのがファンの心理です。

NCISは毎回クリフハンガーなので最終話があまり好きではなかったのですが、今回はスッキリと終わって良かったです。海外任務でお馴染みのサバティーノも登場。安定した面白さだと思います。
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