龍馬伝のマイベスト
21話 故郷の友よ
坂本龍馬
岩崎弥太郎
武市半平太
同じ土佐で生まれ、幼馴染のように育ってきた3人の人生の別れ道。
武市や以蔵が捕まり、かつての仲間たちが酷い目に遭っていることに耐えられず、帰ろうとする龍馬に一喝する勝海舟。
土佐は過去。
龍馬は未来に向けて進んでいかなきゃいけないんだ。
弥太郎の商売には軌道が乗り始める。
高知城を見上げる武市とすれ違う弥太郎のシーンもグッと来る。
弥太郎がどんな気持ちで武市に
おまんも自由に生きたらええがじゃ
と行っているのか考えると辛い。
それに呼応するようなラストの
武市と奥さんのシーンが号泣。
武市だって、まだまだ強がって攘夷だ、ついてこいなんて思ってない。
でも、自由には生きられない。
自分を信じてついてきた人たちの、それまでの人生が無駄だったものになってしまうから。
自分は最後まで、最期まで貫くしかないんだ。それが武士だから。
そんな弱みを奥さんに話して、富が、
それが妻の役目だから、話してもらえて嬉しいっていうのがまた泣ける。
こんな詳細を思い出したらまた泣けてくるんだけど、
武市
夏が終わる前に桂浜へいこう。海がキラキラして綺麗じゃき。
秋は、、、紅葉狩りだ。温泉もいい。
冬は、、、、、(涙こらえる)
富
ここで2人でゆっくり過ごしたい
とかもうううううううう。
無理ですうううう。
お互いこれが最後だと分かった上で未来の話をしようとしてるんだけど、
過ごしたいの"たい"に過ごせないっていう事実が現れてしまってるところよね。
涙が。ううっ。
28話 武市の夢
で、このシーンの続きのように
武市から富への手紙があるんだけど、
もし、来世っちゅうものがあるがやったら、
わしはまたおまんと出会うて、夫婦になりなりたいがじゃき。
そのときは…ずっとおまんと、
一緒におるがじゃき。
武市先生😭😭😭😭
龍馬伝のシーズン2の視聴者が選んだベストシーンが全て武市のシーンだったに納得。
今原作も読んでるから、原作と違うじゃんと思う部分も多々ある。
ドラマだからこその人物の内面や関係に踏み込んだシーンが良い。
大河ドラマ1つ全部のレビューなんておさまりません。
激動の時代。
多くの熱意を持った魂が、ついては消え、ついては消えて行ったわけだけど、
今日まで残る魂の火はそう多くはない。
武市も消えて行った1つ。
でも、武市がいなければ、いままで残る龍馬の火はなかったかもしれない。
乙女がいなきゃ、勝海舟がいなきゃ。
今も、こんなに熱い魂はどこかで燃えているのかな?
だから私はこの時代が好き。