さうすぽー

素直になれなくてのさうすぽーのレビュー・感想・評価

素直になれなくて(2010年製作のドラマ)
1.1
自己満足点 15点

ドラマの中ではほぼオールタイムワースト。
当時親と共に半ば強制的に観させられましたが、これほど観たのを後悔したドラマも珍しいです。

脚本は北川悦吏子で、瑛太と上野樹里、ジェジュン、玉山鉄二という当時旬なキャストが出てたのが印象的です。

主要人物のほぼ全員に共感出来ません。
瑛太も上野樹里、ジェジュン含め、全員何で好きになったか理解出来ないし単純過ぎて幻滅します。
ピーチがナカジを好きになった理由はまだ理解出来ますが、描き方が浅すぎてそんなに応援出来ません。
特に井川遥が酷く、上野樹里に攻撃するくらい瑛太にあれだけ執着してたのに浮気がバレたらあっさり諦めるという...頭がおかしい。

あと同性愛や不倫等、重めのテーマを扱っていながら登場人物を不幸にさせるためだけの要素に描いてる風にしか感じなくて当時憤りを感じてました。

一応Twitterを題材にした内容ですが、今思い返すと全然Twitterじゃないです(笑)
当たり前ですが、仲間内でのチャットなんて存在しないし、特定のフォロワーだけ着信が鳴るシステムも無いし。

後に観た「半分、青い」や「天国の郵便配達人」もそうでしたが、自分は北川悦吏子が描くヒロイン像や主人公像、恋愛観に全く合わないのだと悟りました。