さうすぽー

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記のさうすぽーのレビュー・感想・評価

4.0
自己満足点 79点

去年観れなかった「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」を観るために予習で見直しました。

今作は架空のウェスタロスを舞台したファンタジーなのでセットやCGが非常に凝っていてドラマという事が信じられない程のスケール。
今でも最初観たときの衝撃が忘れられないです。

ファンタジー超大作でありながらエログロ満載なR指定作品でもあるのでより刺激的です。
今シリーズは次回以降と比べてまだお金が掛けられないのか、派手なCGやバトルシーンがあまり無いですが、そのかわり人物描写が濃厚ですね。

派手なバトルやドラゴンのCGの凄さだけでなく、人物同士のバトルロイヤルの要素が強くて「誰が死ぬか」、「誰が生き残って王座を獲るか」が面白いです。

ただ相変わらず登場人物が多くて複雑なのが難点ですが、一人一人緻密に深く描かれるためにシリーズ終盤になると感情的になります。

特に今シリーズの全体的な主人公だったネッド・スタークの末路はスターク家の人々の関わりも相まって辛かったです。


ネッド役のショーン・ビーンだけでなく、当時無名だったエミリア・クラークやジェイソン・モモア、ピーター・ディンクレイジが一気にスターの階段を昇った事もあって、やはり凄いドラマだったなぁと強く感じますね。