BOB

コブラ会 シーズン1のBOBのレビュー・感想・評価

コブラ会 シーズン1(2018年製作のドラマ)
4.2
"Cobra Kai never dies!"

"STRIKE FIRST, STRIKE HARD, NO MERCY"

『ベスト・キッド』が面白かったので、そのまま直行。

ワオ、めっちゃおもろいやん。『ベスト・キッド』の正式な続編という文言に嘘偽りなし。ダサかっこいいみたいなところも含めて、オリジナルの心・魂を正当に継承しながら、その世界観の拡張に成功している。『クリード』や『トップガン・マーヴェリック』を観たときのような、続編としての説得力や気持ち良さがあった。これ以上ないスマートな出来なのでは?

好きな所/見所
・一話30分と気楽にサクサク観られる。
・ダニエル・ラルーソ役ラルフ・マッチオとジョニー役ウィリアム・ザブカが続投している(ラルーソママ役も)。二人が酒を交わしてあの頃のことを語り合うシーンが特にグッとくる。
・度々挿入される回想シーンは未公開カットを含めたオリジナル映像。オマージュ(ミヤギ道空手流稽古、wax on wax off, young hearts♪etc)にもニヤリ。
・"ルーザーズ"たちの逆転劇が爽快。
・ジョニーとラルーソの3世代にわたる父-息子ドラマが熱い。ロビー、ミゲル。
・2010年代後半に"拳で闘え"を社会風刺的にではなく真正面から描いている所。
・温故知新を体現する、コブラ会の先生ジョニーと弟子たち(特にミゲル)のWin-Winな関係性。時代錯誤なスポ根先生は賢さを、"ルーザーズ"たちは心身の強さを手に入れる。
・またヒロインに惚れた。アリとサムの大ファンです。

"新"コブラ会の教え
・匿名で悪口を叩くのは卑怯だし尊敬に欠ける。キーボードではなく拳で、面と向かって戦え。
・男女平等と言うなら、道場では一切手加減せず正々堂々と戦え。
・大事なのはBadassかどうかだ。
・無慈悲と高潔を間違えるな。

GMファイアーバード🏎️。ボバ茶。

ルッキズム。女性蔑視。オタク。
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