このレビューはネタバレを含みます
ディフェンダーズで好きになった皮肉たっぷりのジェシカをまた見れて嬉しい。愛想なんて一つも振り撒いてないのに大好き。顔がいいですね、NiziUのリマ味がある。
物語は、ヒーローオリジンを探る物語と2組の親子の物語の2つで構成されているが、両物語ともあまり魅力的には映らなかった。
まずは、ヒーローオリジン部分について。
映画だったら
スーパーパワー発現→ルーツを探る→何のために力を奮うのか葛藤→ヒーローへ
を2時間でお届けするが、
このドラマは13話×1時間弱かけて葛藤までで終わるので、テンポがいいとはいえずやや退屈だった。
劇中にもあったスパイダーマンの名ゼリフはジェシカにどのような影響を与えるのかは楽しみなところ。
親子の物語は、ジェシカとパッツィー2組の親子関係を見せながらの進行。ジェシカのほうが環境悪く見えるが、毒親を持つパッツィーのほうが実は深刻という救いのない展開。
最後は、パニッシャーとモロ被りの遊園地クライマックスにてアリサとジェシカが和解しかけたところにパッツィーの凶弾で幕引きという救いのない展開の極み。
衝撃的ではあったが、このシーンに限らずあらゆる決断を感情的に決めている(ように見える)のでそれほど感情移入できなかった。
異常に多い同性愛者とベッドシーンが意味するものもよくわからず…
物語は好きになれないが、ジェシカのことはより好きになったドラマでした。