Avengers

シークレット・インべージョンのAvengersのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

1話でマリアヒルが死ぬ衝撃のスタート。この最悪の状況をどう脱するの?と思って見てたら状況がより悪化して終了しました。

ソーニャさんの言葉を借りれば「最近は誰も彼もスクラル人ね」な世の中。今までは「あいつスクラル人だったの!」という驚きや「誰がスクラル人なんだ…」という緊張感などポジティブな感情を抱いていたが、今回に関しては逆。
「またスクラル人のパターンか…」という飽きや「こいつは化けてるんだっけ?」という混乱などネガティヴな感情ばかり芽生えてしまった。
スクラル人の多用によって何でもありになりつつあったのも原因かもしれない。

毎度MCUで感じる「そんな困ってんならアベンジャーズ 呼べよ」の問いには、フューリー個人の問題ということに加え、化けられて更なる混乱を招くからというのは納得感あってよかった。
がしかし、グラヴィグの動機がありきたりに感じたり、スクラル人が住める土地が全宇宙探してもないことが腑に落ちなかったりと、なんとなく詰めが甘い脚本に感じた。

クライマックスに関しても、フューリーのラブストーリーやグラヴィグとガイアのスーパーパワー同士のアクションが軸で、期待していたサスペンスやスパイ要素ではなかったのは残念だった。
それ自体興味深いものなら全然いいんだけど、あまり興味を惹かれる内容でもなかった。

地球に居場所を求めたスクラル人に大統領は殲滅宣言をし、宇宙から戻ってきたフューリーはクリーとの和平のために再び宇宙へ向かっての幕引き。全6話で話がほほ進んでないように感じた。

ほんの少し期待していたAoSメンバーの合流もなし…無念…
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